よく聞こえる補聴器のための格言前回更新;2024/10/20  再更新;'25/03/16


 鬼金棒 → 高度な調整技術がなければ扱えない(はずの)補聴器は謎だらけ


  鬼が金棒を振り回せば誰にも負けません。桃太郎だって吹っ飛ばされます。でもよーく考えて
 みてください。鬼の金棒はとても重くて、並みの人間ではとても扱えません。ブンブン振り回す
 力をもつ鬼だから自在に扱えるのです。だから『鬼に金棒』は高度な専門性の象徴!

  たとえばバイオリンの名器、ストラディバリウスを想像してみてください。素人がどんなに頑
 張って弾いても素晴らしい音色は出せません。力のある者(名手)が弾いて初めて名器本来の輝き
 を引き出せるのです。『安物のバイオリン+名人』も素晴らしい音色は期待できませんが(笑)

  補聴器作りに言い換えれば、金棒は補聴器で鬼は高度な補聴器調整技術と知識。十分な能力
 (知識・技術)を持たない者が補聴器を販売している(ありえへん!!)状況では、補聴器の持つ
 性能を最大限界引き出せる訳がありません。耳(聞こえ方)にしっくり来る状態に徹底的に調整
 されてこそ“補聴”器!…『高性能器+名人』は思い通りの調整結果が導ける理想的補聴器を
 指し、『安物+名人』は思うような調整ができずに悩される補聴器
です。『安物』は必ずしも
 低価格でないところが面白い(所長の私見)でしょう?……詳細 ⇒ 補聴器価格

  不安になって質問すれば必ず「慣れるのにしばらく時間がかかります」の決まり文句で誤魔化し、
 あまり質問すると叱られます。慣れにくい調整(不適合)だったと気づく頃は1か月以上経過。
 …もはや返品不能。巧妙に逃げるテクニックは確実に身につけていて、本当に憎らしい。

  「何度でも調整いたします」とは言え、無能な店員では何度やっても適正な調整結果に到達
 できません。堂々巡りするばかりで、お店に行く意味がなく交通費と時間の無駄です。あとは
 聞こえの可能性を潰された泣き寝入りが待つ。聞こえる部分が明らかにない方に補聴器を販売
 した『病院付き業者』も存在。この購入者には人工内耳埋込手術を勧めるべきだったのに…。
 病院の担当医師と出入り業者(結構有名)の癒着が、彼らの目標を金儲けに向かわせ『聴こえる
 喜び』作りなど対象外…「できない・しない・やってない」は邪推でしょうか。

  『ありえへん話』は本当に山ほどあるのです。補聴器店を相手取って返品請求や訴訟等を実行
 できる勇気ある方は皆無でしょう。結果、その店は永遠に難聴者をダマし続けて繁栄する…立派
 な店構えで「各地にグループ店があります」ともなれば誰でも信頼します。業界内には自浄作用
 皆無の馴れ合い体制がいつの間にか構築され、悪徳店は増殖する一方…これも邪推?

  耳鼻科医師と連携があれば本当に安心でしょうか? 耳鼻科が紹介する業者には奇妙な指定が
 あり、難聴でお困りの方は自由に補聴器店を選べません怪しい裏取引の臭いがします…

  紹介されたお店を訪問すれば、店員は「待ってました」とたいした調整もせず(できず)高価な
 補聴器を売りつけます。 補聴器店には従業員報酬・家賃を含めた膨大な支出と、紹介医師への
 『お礼』も求められ、儲けるためには大幅なコストカットも重要です。人件費を極力カットして
 高価な補聴器を売って利益を増やす発想が生まれます。これは金儲けの最短距離だ!?

  「安いのを売ったら社長に叱られる!」習慣は当然育つでしょう。難聴者の不満など「聴く耳
 持たぬ」販売が当然のよう
に繰り広げられる結果、“高価な調整不良補聴器”が極めて自然に全
 国に普及します。効果も判りにくいので、ごまかしやすい。つまりインチキ補聴器
販売が横行し
 やすくなる…『不正の温床』存在を否定できなくなります。

  とんでもないウサン臭い店だろうと想像しますが、とても人当たりの良さそうなソフトな雰囲
 気で話しかけてきます。難聴の不便をたちまち取り除いてくれそう。買う気にさせるのは流石に
 巧い(笑)。買ったが最後、納得の調整なんかできません。相談するたびに再購入が勧められる奇
 妙な“アフターケア”が延々と続く。「さすがはプロ!」と、うっかり拍手(笑)。

  不必要な機能の搭載された単価30万円以上もする補聴器の販売が当たり前のように行われ、
 膨大な数の難聴者がダマされ続けます。被害者は日本国内だけでも1万人以上いるはずですから
 全国の被害総額は軽く100億円を突破するでしょう。プロなら卓越した調整技術で売れ!!

 *業界に問います!『認定○○』は相談者を信用させ、ダマすためにあるのですか?

  補聴器メーカー側も沢山仕入れてくれる店(ディーラー)を大歓迎します。供給の利便性に立て
 ば、宝石店やメガネ時計店や農協などの方が本来なら身近にあって便利でしょう。よく適合する
 補聴器が供給されればの話です…。でも上述したように耳鼻科医師との連携を前面に出している
 某有名専門店で購入した補聴器が「うるさくて役に立たない」と問題になった例が山ほどありま
 すよ。「連携って、結局カネ…」こんな悪弊が“補聴器外来”にまで及ばないことを願いつつ…
 あなたは聞こえ方の改善を証明できる証拠資料を渡されていますか?  多分ない!!

  納得できるまで質問しようとすれば逆ギレされて叱られます。高いお金を払ったのに…なぜ?
 これには参ったなあ…。冷静な目で十分調べ尽くして、まじめに補聴器作りに励む専門店を探す
 しかありません。ディジタル化した補聴器はPCで一気に調整完了します。調整理由の説明なしで
 …だから農協やカメラ店、薬局でも補聴器相談と販売もできます。『本物捜し』は大変です。

  ここまでご覧になった皆さんは“金儲け優先補聴器販売店”の多い傾向にやっと気付きます。
 所長が「“補聴器被害者”から不正な販売が多い」と言われていることにも合点が行きます。

  「本当によく適合している補聴器を愛用している方は実在するのだろうか?」と、所長が変な疑問を
 もつようになるまでの経緯も否定できなくなったでしょう。どうですか?

 *『よく合った納得の補聴器』をお持ちですか? 証拠資料は? 調整担当・責任者氏名は?

  「そんなニセ補聴器店に卸すメーカーには企業の良心なし」と所長はあきれますが、意外にも
 該当メーカーは多く、実名を公開したら大変なことになります。某メーカーの相談受付担当者が
 販売した補聴器の調整法を習熟できていなくて調整不良を解決できなかった例までありますよ。

  これをお読みになってどう感じられるでしょうか?「そんなアホなことありえへん!」と思われ
 たあなたは「将来の犠牲者候補確定」ですよ! 真剣に取り組んで何度も調整してくれる専門店
 は勿論たくさんあるはずですが、聞こえ方がいつまでも改善しないのでは困ります。プロなら
 数回の調整でできるはず! お店に何度も通うお客様のご苦労までちゃんと考えて欲しい。


  補聴器は徹底した調整にこだわる技術者のいる補聴器専門店で! 難聴で苦しまれる方々の立
 場を最大限理解しようと努力する、良心に溢れたプロ(文字通り、“補聴器作りの鬼”)に見てもらう
 べきです。「耳鼻科で聴力検査を受けてから」は言うまでもなく!!

  そんな“鬼”がいる補聴技研。 信用できるかどうかチェクを兼ねての相談でも歓迎します。相談
 料はかかりますが、時間をかけた試聴実験の結果には90%以上の方がご納得、聞こえ改善の可能性
 も実感していただいています(それを維持するための勉強が途方もなく大変で…)。
                  どうぞ“本気の方”だけおいでください。→相談はこちら


 笛吹けど聞かず(笛吹けど踊らず)あなたも!?

    →忠告を聞こうとしないこと。(これは“業者”にも当てはまる)

  忠告に耳を傾けようとしない例えの「笛吹けど踊らず」を一層パワーアップした比喩です。
 聞こえていても踊らないどころか、「聞かない」のでは忠告の意味が全くありません。

  「どうせダメだ」が根底にあるとしか思われない、ダマされ続けた難聴者の諦めの境地を表現
 する比喩とも言えます。このページを読んだ方の多くも所長の主張に信用できず、補聴器の効果
 を諦めているのではないでしょうか。調整不良補聴器ユーザーの方が遙かに多い“多数決原理”
 の働いた結果です。調整不十分の補聴器が多いという、紛れもない証拠でもあります。

  補聴器を必要としている方々は「今の補聴器を調整してもっとよくできないだろうか?」と、
 常に改善の意識を持ってください。補聴器調整技術レベルはお店毎に大差! 補聴器の効果に
 腑に落ちない方は、思い切って別な補聴器店に替えてみてはいかがでしょう?

 *あきらめたら終わり! 訪問したら、『冷静な調整技術チェック』を忘れないで!

  「もっと聞こえるようになりたい」改善意識が有意義な情報を積極的に受け入れる“聴く耳”
 を持つことにつながり、よい補聴器に巡り会えるきっかけを作ってくれるのです。聞こえの改善
 を決して諦めないでください。「補聴器は確かな調整技術が不可欠」だと、ぜひ脳へ届けてくだ
 さい。補聴器購入の際は消費者の権利をもっと強く主張して!「合わない補聴器は買えません
 と。クレームに真剣に耳を傾ける業者であれば一応合格。聞く耳を待たない業者なら即刻購入中
 止、支払い済の方はキャンセル(1週間以内)を! 補聴器とは、聞こえによく合わせてから買って
 いただくもの
なのです。売れないのは業者の無知のせいで難聴者には有害無益な存在。無知な業
 者は、さっさと倒産せよ! …これが難しいんだなあ…暴力団同様、なくせない…

 *よーく聞いてください。「聞こえによく合った試聴補聴器は、簡単には作れません!!」

  試聴器を耳に付けてスイッチを入れた瞬間ハッキリ聞こえればその技術は確かだと推定して
 よいでしょう。試聴補聴器を実際に耳に付けた瞬間の印象(ハッキリ・静か・透明感)が重要。
 いつまでも腑に落ちない試聴補聴器を借りていると、当然“購入義務”を感じるようになって
 冷静な判断に狂い(腐れ縁の元)が出てしまうので気をつけて…多分聴いてくれませんね…


 失敗は成功の元 → 失敗経験が調整技術を高める原動力になること

  よく聞こえる補聴器を作り上げる調整作業は苦労の連続、どこをどれだけ調整すればよいのか
 難しい。それを具体的に分かりやすくしようと、所長が独自調整ルールと手順を開発しました。
 大きな特徴を二つ持つことから“DRF−SSM法”と命名しました。⇒詳細説明

  この調整ルールのお陰で調整が正確に早くできるようになりました。有頂天になるくらいでし
 たが、難聴者の方々から手厳しい指摘を受けるたびに何度も凹まされます。このお陰で調整技術
 が磨かれて所長のウデが確実に上がったと実感、感謝しています。何事も勉強になります!

  「どうも腑に落ちない」方々の意見は宝の山です。失敗例やお客様の不満に耳を傾けることは
 よく聞こえる補聴器を作る最強のアドバイス。「よく聞こえない補聴器」を持って来店くださる
 お客様の声はまさに“神の声”です。そしてお客様の声(クレーム)を大切にする姿勢こそ、本当
 の『補聴器職人』です。そんな目標に向かって、所長も常に勉強・勉強…。

  皆様の厳しいクレームを補聴技研にどんどんお持ち込みください。ワクワクしながらお受けし
 ます。なお、補聴器購入失敗だけは今後絶対に重ねないよう、くれぐれもお願いしますよ。


 論より証拠 → “聞こえ方”測定の大切なこと
      →インチキ業者を簡単に見抜く方法!(補聴技研では証拠をハッキリ見せている)


  補聴器調整の優れた考え方や音声処理に優れた補聴器が海外から続々入ってきています。その
 高性能ぶりが誇らし気に紹介・解説されます。『聞こえない高音域が聞き取れるようにする補聴
 器』の記事には、さすがの所長も驚かされました。本当でしょうか? 要するに、低い音に変え
 て聞こえるようにするのでしょう。同じ音には聞こえないため、まさに『慣れ』が必要となりま
 す。既に聞えている方には『濁った音』と感じられる可能性があります。その補聴器を扱うよう
 になって、実際に所長が確認しています。新機能が必ずしも有効とは限りません。

  昨今は『見える化』が強調され、お客様に説明する『解りやすさ』が求められています。“実
 際に聞こえる様子”を測定した結果を解りやすく紹介する工夫は当然です。眼鏡の販売では当然
 行われていることなのに、補聴器ではあまり行われていない気がします。来所者全てが「ない」
 と答えられてあきれました。認定補聴器技能士制度の信ぴょう性が疑われます。後日知ったこと
 ですが、眼鏡の販売にも手抜きがあるそうです。気を付けないと『裸の王様』化する?⇒19に

  6と7を見てください。所長の参加した補聴器のセミナーに限っての質問結果でも「行ってい
 ない」が100%、欧米の補聴器調整技術も怪しいのです。補聴器性能や効果や補聴器調整者の技術
 をどうやって誇示するのでしょう。熱心で良心的な一部の補聴器店(日本!)ではちゃんと行って
 いるはず。 →→→ 補聴技研では…

  金儲け優先の補聴器店は“聞こえ方のチェック作業”を確実に省いています。インチキ業者を
 見抜くには、ここを確認するのが最も手っ取り早い。「論より証拠」は補聴器作りのための格言
 でもあると所長は思います。次の格言と重なりますが「どれくらいまで聞こえるようになりますか」
 と遠慮なく質問してみましょう。答えが“動かぬ証拠”となりますよ。最低限のチェック項目
 もう一度(しつこいですねえ…)列記します。

 *お店で必ず質問する事項(本当のプロなら、どれも分かり易く説明してくれます)

   1 聴力測定結果の説明
     ⇒聞こえ方の特徴をできるだけ詳しく(750,1.5k,3kHzも含めて!)
   2 補聴器で改善する目標(具体的に分かりやすく)
     ⇒どこまで聞きやすくできるか具体的に(購入後は“改善状況のデータ”が必須)
   3 目標達成に相応しい器種選定理由
     ⇒なぜそれを候補(必ず複数)として挙げたか、良いところだけでなく苦手な部分も
   4 聞こえ方の限界

     ⇒勧められた補聴器を使っても聞こえない場面・聞こえない音のあることを具体的に
   5 関連グッズの紹介
     ⇒聞き取りを一層改善できる応用機器の使用効果を使用者の目線で分かりやすく。


 “Show the flag”→ 症例を見せる;調整技術を誇示すること。
       (ウチはやりすぎて逆に不信の元に? 補聴技研には『良い聴こえへの近道』がある!)


  『(外国などで)国力を誇示する』英語表現で、決して「お店の幟(ノボリ)を見せろ」ではあり
 ません。これが日本国政府にも足りない歯痒さを感じさせられます。それはともかく、補聴器店
 に置き換えれば「調整技術を誇示する」こと
と取れます。補聴器店を訪問したら真っ先にそこの
 調整技術(お客様の感想は勿論!)をしっかり見せてもらいましょう。

  “Show the flag !”(「症例を見せて!」)と店員に要求することは、難聴でお困りの方の権利であ
 り、義務でもあります。店員の返答が「No.」や「…」では『インチキ補聴器店』とまで言えなく
 とも「よくきこえる!」は期待できないと思って退散しましょう。「無いところには無い」(補聴器
 調整技術の低い店にはよく聞こえる補聴器は無い)のです。豊かな臨床経験があり、多くの改善例を
 見せられる補聴器店を選ぶ
ことが、よく聞こえる補聴器を手にできる秘訣です。

  よい補聴器店は探せば必ずあります。よく聞こえる補聴器ユーザーの助言やホームページなど
 を参考に探しましょう。その前に補聴器の調整法に関して…聞こえにくさに適切に合わせるルール
 (いわゆるフィッティングルール)の基本は今も欧米から入ってきていること、欧米でも“補聴器を
 耳に付けた聞こえ方”を測定する例が少ない
ことをご存じですか? 4(論より証拠)でも取り上げ
 ましたが、複数の補聴器メーカーセミナーで質問したところ「していません」と答えられて失望し
 た経験を何度もしています。

  聞こえ方の比較(補聴器有・無)無しで誇示した最新補聴器の発表には、具体性が全く感じられ
 ず、興醒め。絵に描いた餅以下です。かつて大事件となった“豊田商事の金塊”そっくりでは
 ありませんか! 特に高度・重度難聴の方々の不満(と同時に諦め)から考えると、処方される補
 聴器の調整不良がハッキリ見えてしまいます。

  所長は独自の調整ルールと手順による高精度な調整を1980年から実践、幅広い難聴者から
 支持を頂いています。今では「聞こえ方を測定しない欧米の補聴器フィッティング(国の認めた
 プロが行っている)もインチキだ」と堂々と主張できます。欧米のプロの調整まで怪しいとなれ
 ば「売るのに血道を上げる“補聴器専門店”に完璧な調整など期待できない」と決めつけても
 否定できないでしょう。所長は不可能承知で欧米で大暴れする夢を持ち続けています。
 “Show the flag ! ” と伝え、 補聴器店で“改善例”を見せてもらいましょう!!
         …90%以上の補聴器店は資料公開できず(ない)、要求しても無理でしょう…


 現物合わせ→ 個々の聞こえに合わせための、補聴器調整の常識

  モノ作りの世界の、特に試作段階では常識の言葉。難聴に対する補聴器づくりにたとえるなら
 まさに『個々の生活環境と耳の聞こえ方に合わせる』調整です。所長の頑なにこだわっている考
 え方です。補聴器調整の現場に置き換えれば『左右の聞こえ方に合わるだけでなく、聞こえのバ
 ランスまで可能な限り揃える」ことを指します。完全にできないことは承知しています。多くの
 補聴器販売店ではそこまではやらない(やれない)どころか、基本的な調整すら怪しい。

  高性能器には環境に合わせて聞こえ方を変える機能もついています。その数だけ精密に調整し
 なければ意味がありませんので、膨大な手間と時間がかかります。丸1日かかった経験を何回も
 しています。挙句、高価格が災いして買っていただけないことがほとんど…。

  欧米では“オージオロジスト”と呼ばれるプロが高額な調整料を取って行っていますが、ある
 メーカーの資料映像を見て失望…。「一体何をやってるんだ!」と言いたくなりました。聞こえ
 難い部分を重点に改善する基本ルールが説明されていなかったのです。それに不可欠な『きこえ
 方』を測定していなくては話になりません。これでは補聴器の調整効果を客観的に理解できない
 ではありませんか!

  もはや「日本国内ではもっと怪しい」と邪推しても非難されないでしょう。真っ先に「目立ち
 ません」等の理由で適合性も説明せず高価な補聴器を勧めているのが大きな証拠。今までの来所
 者から教わった様子では「よく聞こえる!」と喜ばれる補聴器がほとんど作られていません。

  メーカーは決してデタラメな性能表示はしていないはず。良い補聴器は調整を行う技術者の知
 識と良心から作られる
ことを肝に銘じてください。よい聴こえを苦労して手に入れたユーザーの
 体験談にもぜひ耳を傾けてください。



 摺合わせ→ 補聴器を個々の聞こえに合わせために欠かせない重要な作業
         この作業を欠いた補聴器はお渡しできません!


  『摺合わせ』とは、二つの物体を巧く納めるよう互いの凹凸を文字通りこすり合わせて平らに
 してスムーズにすること。会議に例えれば、互いの不都合な点を話し合いながら共通点を尊重し
 つつ納得ずくの結論に集約させるプロセスのことでしょう。

  補聴器作りにも大切な作業ですが、ほとんど行われていません。補聴器を作った後の不満の多
 いのがその証拠。…「うるさい」「音が響く」「違和感が消えない」など…諸悪の根原は、販売
 した補聴器店にあります! よく聞こえる補聴器づくりは簡単でないのに、調整の手間を省いて
 高価な器種ばかり売ろうとしている雰囲気を強く感じるのです。聴力の弱い(聞こえ難い)部分を
 適切に補うのが基本なのに、聴力データと補聴器データそれぞれを測定するだけ。両者をつき合
 わせる作業つまり『摺合わせ』がなく、補聴器をつけてどんな聞こえ方になったか判りません。
 いざ始めると調整がどれだけ難しいか痛感…所長の補聴器づくりの苦悩は、まさにこの場面で出
 ているのです。やらなければ悩みはゼロ、実にラクチン。

  左右差のバランス調整など最初からできないくせに「両耳に使いましょう」と平気で提案して
 『価格2倍=被害額2倍』を招いていることも容易に想像できます。『聴力と補聴器性能の摺合
 わせ』を本気で行えばどれだけ時間がかかって、調整者は言うまでもなくお客様まで疲れることを
 彼らは知らないのです。『摺合わせできない補聴器店』は販売者失格です!!
                       …でも失格者」の方が圧倒的に多い…



 一を聴いて十を知る → 難聴者の悩みを十二分に把握し、最大限に改善する能力
               『目利き』にも通ずる補聴器技術者の理想、そして所長の究極目標


  難聴者の悩みを心の奥底まで理解し、少しでも緩和できる補聴器づくりはとても困難な仕事
 です。具体的な不便さを把握するのに、単に相談時間を延長すればよいわけではありません。
 対談で得られる様々な情報と詳しい測定で数値化されたデータが重要です。『聞こえ方』の詳
 しいデータ(オージオグラム)をつかめれば、もうこちらのもの。お客様が補聴器をつけた聞こ
 え方や喜びの表情が瞬時に見えてきます。
…えっ見えない? じゃ、もっと勉強しないと…

  『骨導』を含めた聴力測定は言うまでもなく『補聴器を付けた聞こえ方』まで、できるだけ
 細かく(最低でも 250, 500, 1k, 1.5k, 2k, 3k, 4kHz の7点)測定しています。耳鼻科で行われる
 聴力検査でもそこまで詳しく調べてくれません。これだけこだわっても把握できない部分が多
 く、補聴器フィッティングのたびにお客様から教わっています。『聞こえ』はとてもデリケー
 トで、補聴器フィッティングをそんなに短時間でできるものではありません。

  平気で手抜き調整を続ける店こそ、インチキ補聴器店。世間には『10聞いて1も判らぬ補
 聴器店』が圧倒的に多く、『無知との遭遇』に陥り易いのが心配でなりません。耳鼻科医師と
 しっかり連携している著名な補聴器専門店が、調整込み20分で補聴器を販売した例を聞いた
 ときには本当にあきれました。こんな短時間では、神様にだって作れません。

  その補聴器は当然調整不良。大きい音がうるさく響いて不快。いつまでも耳に慣れない、再
 調整不能の時代遅れ補聴器であることまで判明しました。こんな恐ろしい販売は、私には絶対
 できません(12.13に関連内容)。『補聴器外来』ですら怪しい対応をしている事実があり、
 「少なくない」では表現できないほど『インチキ補聴器』が蔓延していると断言できます。
   (*所長が聾学校教員時代の経験まで含めて獲得してきた、貴重な情報とご理解ください)

  「十話しても、一つも知ってもらえない」状態がいつまでも続く…難聴者本人はもちろん、
 補聴器販売店から補聴器メーカーまで…。難聴者は永遠に“本物の補聴器”に出逢えないので
 しょうか。スーパーで食料品を購入する際、チラシを見比べて何度も検討してようやく購入決
 意されるくらいの方が、なぜ即決で補聴器購入してしまうのでしょう?(補聴器店従業員より
 も、『専門性』の観点ではスーパーのおばさんの方が絶対に上だと思う)

  補聴器購入が不可避になったら、『一を聴いて十判る能力』がお店にあるかを必ずチェック
 しましょう! 絶対忘れないで!

 *(参考)補聴技研の能力: 2011.6.15発表の、当研究所取引メーカーの新型補聴器試用結果
                (聞こえに非常に厳しい評価を下す、軽い難聴の方による)
   平均聴力レベル:右26dB(4kHz,25dB 6kHz,50dB)
           左34dB(4kHz,20dB 6kHz,55dB)、6kHzの耳鳴りがある。
        悩み:日常生活で聞き返し頻繁。大きい音やクラシック音楽をうるさがり、
           今まで試した“高性能補聴器”に全て不満足。
     調整目標:聞こえにくい1.5kHz(左)2kHz(右)を強調し、平坦な聞こえに揃える。
          6kHz強調は15dB程度。(独自ルール)
     調整結果:ほぼ25dBに平坦化。6kHzの聞こえも若干改善し、その部分の強大音にも
          不快感を感じない。
     試聴後の感想:
       「補聴器が耳にあるのを忘れるほど静かで明瞭な聞こえで、これなら使える」
       「耳鳴りが消えた。雑音がない
       「TVの音量調整を2目盛り小さくしても聞こえ、大きくしてもうるさくない」

   *後日耳穴形補聴器を作り、日常生活で使い始めました…
      →→「うっとおしい」(そう簡単には作れない苦労を背負わされました)
       …2013.4.23現在、3か月かかってようやく『必要な場面』で使えるまで改善
    ※こんな方の補聴器作りが最も難しく「高価で聞こえない」クレームを最も多く耳に
    します。「1人あたりの被害額50万円以上」は当たり前なんです!

   **この方の名言(2018.10);こんな軽い難聴でも補聴器で大きな違いが出ています**
    「補聴器を付けると仏壇の鈴の音が『チーン』と聞こえ、無しだと『チッ』としか聞こえない」



 ビフォーアフター → 補聴器を耳に付ける前と後の違いも指すこと。
                 →→調整不良では違いを出せるはずがない。


  建物のリフォーム番組『劇的ビフォーアフター』をご存知ですか。独特のBGMと共に「何と
 言うことでしょう!」の名セリフで余りにも有名な、あの番組。建物の信じられない変身ぶりが
 プロの実力をイヤと言うほど見せつけ、依頼主の感涙シーンがその効果を一層強調しています。

 *ところ変わって補聴器の世界では…
  「ウーン、イマイチ」と所長がオヤジギャグでコメント(補聴技研所在地が旧今市市だと伝え
 たいらしい)。調整不良では例の決めゼリフなど絶対出てきません。『聞こえ』の大差が出るか
 どうかは『補聴器をつけた聞こえ方』で比べれば瞬時に判る! 補聴器の世界でもプロの実力が
 求められて当然です!

  私の最も印象的なビフォーアフターは、2012.8に100歳の誕生日をお迎えした方の若返り。
 補聴器をつけてしばらく経過したときの表情がガラリと変わって生き生きしていたのです。
 「何と言うことでしょう。あのおばあちゃんがいません!」的な変身ぶりに、心から感動してしまい
 ました。『聞こえる笑顔』とは、このことを言うのでしょう!
  *補聴器の効き目がイマイチではいけませんよ、イマイチでは!
       →→→→ 補聴技研には彼女の「証拠写真」が保管されています。所長の宝物!


10 補聴器は入れ歯 → 「入れ歯も補聴器も本人専用だ」と主張しています!! (2020/03/22)
               …本人にしか通用しない、『よく聞こえる補聴器』。


  補聴器は“聞こえ方”に合わせて作られます。聞こえ方は指紋と同じで、みんな異なります。
 補聴器も眼鏡と同様『オーダーメード』が当たり前、入れ歯はもっと凄いんです!正確な歯形を
 採型して作り、今度は実際に装着して違和感なく使えるまで“手直し作業”が繰り返されます。
 いわば完全オーダーメードです。補聴器にも同じか、それ以上の配慮がなければ役立ちません!

  話は飛びますが「不要補聴器を難聴でお困りの方に提供して聞こえる喜びをお届けしよう」と
 いう運動があります。故障しているのは修理を済ませて差し上げるそうです。手段としてとても
 良いアイディアではありますが、それぞれの所有者に合わせて作られていたものを他人に届ける
 わけですから、そのままでは全く役立ちません。「調整して渡される…」とは説明されています
 が、新たなユーザーの聞こえに合わせるための調整内容が気がかり…本当に“寄贈補聴器”にも
 納得ゆく精密な調整ができるものなのでしょうか。私には考えられません。

  どうです“入れ歯”に例えた説明、ご理解いただけたでしょうか。通販でも売られている“高
 性能ディジタル補聴器”では最初から『調整なし』。ディジタル補聴器調整ソフトもPCもない
 のでは“寄贈補聴器”以下。完全な『無駄金』になります。『補聴器は入れ歯』と例えて、補聴器
 購入にお役立てください。ここで所長の“入れ歯的体験”を次に少し紹介…

  私の平均聴力レベル(4分法)は右1dB・左6dBですが『難聴の部分』があります。クラシック
 音楽がなぜか安っぽくしか聞こえません。自分で聴力測定をすると1.5kHzに15dBの『谷』があった
 ので合点が行きました。両耳とも同じ傾向がみられ、全く同じ部分が少ないくらいです。では
 右耳45dB、左耳25dBとバラバラ。こんな凹凸を極力補正しようと補聴器を徹底調整。再び同じ曲を
 ヘッドホンと同じに“外部入力モード”で聴いてびっくり。鮮明で深みのある音が聞こえてきたの
 です!…8kHzの聞こえはさすがに補正できませんでしたが、『平坦な音色』の聞こえにした効果を
 自分自身の耳で確認できた瞬間でした。“自分ピッタリの入れ歯”的感覚。同じ作業を、別な方に
 応用しても大きな感動を生み出しました。その補聴器を所長が試すと実にひどい音。『不適合』を
 しっかり体感できました。(2023/03頃)


11 多数決の原理 → 適切な補聴器供給実現の障害を指しています。
             「補聴器はみんな調整不良」と言っても信じてもらえない、最大の理由?


  ある難聴者がとてもよく聞こえる補聴器を作ってもらいました。わずか1人。とてもよく聞こ
 える素晴らしさをいくら声高に説いても、1人では到底信じてもらえませんでした。2人目の方
 が新たな補聴器作りに踏み切り、とてもよく聞こえるようになりました。それまで使用していた
 補聴器の不良を意識しておられた方が補聴器購入決意にすんなり踏み切った理由は「2人ともよ
 く聞こえ、大きな音もうるさくない」から。

  「1人じゃ信じられなかった」からだそうです。「大きな音に対するストレスから解放されてイラ
 イラしなくなった」と嬉しい感想もくださっています。その方は既に新たな方を紹介し、「即決
 購入」してくださったのは言うまでもありません。

  21世紀に入っても『調整不良者が多数を占める』補聴器の世界。多くの低レベル補聴器店
 大きな問題を起こしている半面、所長の主張は多くの方々にまだ受け入れられていません。『知
 る人ぞ知る』補聴技研は『ほとんど知られていない』のと同じ。「補聴器販売のほとんどがイン
 チキだ」と所長がホームページでどんなに口汚く主張しても、それを本当に理解する人は増えま
 せん。贈収賄でインチキ補聴器がどんどん出回っている日本…それに気づかない。悔しいことで
 すが真実です。ですから感動の補聴器を手にする方々は、ほんの『ひとつまみ』なのです。

  *補聴技研でご購入の皆さん、調整不良補聴器が少数派になるまで一緒に頑張りましょう!
    本当に驚き、あきれます→ 無知が引き起こした事件の数々


12 信じるものは救われる(ダマされる)(現実には『インチキ』を信じている…)
     → 正しい補聴器調整を理解した方だけが、『聞こえ難い毎日』から救い出されること。


  裏を返せば「インチキ補聴器店の口車(カタログの受け売り)に一度乗せられたら、役立たない
 無意味な補聴器への投資が一生続く」比喩です。まさにアリジゴク。正しい情報を学ぶには、補
 聴器を耳に付けて調整する大切さをまず勉強することから。補聴技研では、ここを特に強調して
 お伝えしています。

  難聴者の悩みを心の奥底まで理解し、少しでも緩和できる補聴器を実際に目の前で作る知識と
 技術と良心を併せ持つ者が本物の補聴器技能者。『本物』に補聴器を作ってもらいましょう。不
 便さも十分理解してくれるはずです。補聴技研の所長も本物に少しでも近づくよう、研究と関連
 知識の習得に日々努力しています…そんな所長の主張が未だ信じられていない。

  補聴技研のこだわり技術を『お試し』ください。他店とは一線を画す『よい聞こえ』を体験できます。
   ⇒まず『購入』は考えず、聴こえの可能性をチェック!→→→ 来所者の感想が参考に


13 買っていただく お客様は カモ様

           → 『インチキ補聴器』は、例外なく『売りつけられ』ている

  前者は、1人1人の聞こえ難さに合った『よく聞こえる補聴器』が完成して初めてお金をいただ
 ける資格が与えられること。補聴技研の補聴器作りの苦しみを表現しています。お客様が十分納得
 いただく補聴器を作るには時間と手間が非常にかかります。

  後者は、高価な補聴器を手抜き調整で売りまくって荒稼ぎする補聴器店の店長が感じる来店者の
 イメージ(カモネギ?)を表しています。耳鼻科医師と深い連携のある某補聴器専門店が20分で補
 器を販売完了した例を既に紹介しましたが、「売りつけた」と言うべきでしょう。中古品同様の、
 時代遅れ(売れ残り?)器種を売り付けたのですよ! これが有名補聴器専門店とは…

  他にはない補聴器で十分適合できて納得していただければ別ですが、そこまでの判断まで含めて
 どんなに頑張っても20分で作れる訳がないでしょう。→ この方の声;「よく聞こえない・うるさい」

  こんな店が大いばりで繁盛している矛盾… 買い替え時の『フィッティング』が前と同じで、聞
 こえ方チェックなしだった例も同一店の犯行。店員は質問されることを面倒がり、納得できるまで
 質問しようとすれば逆ギレ。そこまででなくても、一生懸命調整をしてくれるのはいいが、一向に
 効果が上がらない例は多く、難聴者は『良い聞こえ』を永久に出逢えない…あり得ない話ばかりで
 「本当に専門店なの?」…こんな悔しい事件が毎日起きている。

 *目覚めよ補聴器ユーザー諸君! カモにされてたまるか!


14 「きこえのよく聞こえる補聴器 には三つの味わい()が備わっている


  → 補聴器の聞こえの印象は3要素で説明できること。
   取引先メーカー社長との対談から生まれた『補聴器の聞こえ方』の評価項目に所長が1個追加
  したものです。夏に向かう時期にビールのCMで耳にするお馴染みの表現を、補聴器に応用した
  3項目。所長なりの解釈でまとめてみました。
       (さらに『喉越し』も…高度な調整機能で作られる『自然な聞こえ』でしょうか?)

  ・キレがある明瞭度が高い(高い音の聞こえが良好)
    補聴器をつけて高音部の聞こえが十分改善された状態。言葉が歯切れ良く聞こえます。過剰
   な強調はキンキン響く不快音に。適度なバランス確保が難しく「そのうち慣れます」でゴマカ
   せるような簡単なものではありません。
  ・コクがある『深みのある音』。低音の聞こえと躍動感・潤いが十分ある(低音部の聞こえが豊か)
    補聴器をつけて低音部の聞こえが十分改善された状態。言葉が豊かな響きで聞こえ、音楽鑑
   賞には欠かせない大切な要素です。過剰に強調すると言葉が籠もって聞こえて、これも適切な
   バランス調整が求められます。所長は特に出力調整で苦労しています。
   *最近の補聴器調整をチェックすると低音不足傾向が多く、とても気になる項目です。さらに
   ディジタル補聴器の再生音には致命的欠陥のあることも、実際に聴いて学びました。
   ・雑味がない聞こえる音声が澄んでいる
        (音の歪みが小さく、補聴器内部雑音や環境騒音も気にならない)
    補聴器の音の歪みと内部雑音、騒音抑制機能を評価する項目です。雑音があまり気にならず、
   言葉が静かに聞こえます。音楽鑑賞にも欠かせません。補聴器の音声処理の基本性能と補聴器
   調整者の調整技術で決定される最も難しい項目です。
    高価な補聴器にも見かけ倒しが結構あります。お店選び同様、十分気をつけましょう!
   *お客様に納得いただける補聴器は、各メーカー器種に隠された弱点まで見極める力を併せ持つ
   技術者だけが作れるのです。補聴技研にお任せください…次の14 目利き参照

  ※『きこえの味』に興味をお持ちになりましたか?
   「三要素の絶妙なバランスが『ビールのあの旨さ』を作り出す」は、どんな分野にも高度な専門性を
  求められていることを如実に表現していると思えませんか。三拍子揃った補聴器作りは企業良心
  まで問われる極めて厳しい仕事なのに、販売業者の多くは専門性を高めるより『売って儲ける』
  ことにばかり力を入れる傾向にあり、あきれます。

   …ちなみに補聴技研では『喉越し』まで含む『4拍子』を考えて作っているため、大変です。
  20分で補聴器を売った専門店は「気の抜けた第3のビールを、プレミアムビール価格で売りつけ
  た
」ようなもの。まさに インチキ補聴器店! そんなお店に限って看板も店内も立派で、医者
  との連携強調で安心感を持たせる。お客様に寄り添う技術・熱意など「知ったこっちゃない」。
  多くのお客が訪れて『まずいビールもどき』を高価格で飲んで満足させられ、「旨いビールは、
  これだ」と思い込んでいて決して疑わない。2013年は食材偽装、翌年は作曲家や研究データ偽装
  事件が続発。2年後にも偽装件数は止まるところを知らない勢い…この世はインチキの方が多い
  のか…おっ、『補聴器』関連の論文にもインチキがたくさんあったぞ('16)!!

 *最初から適合不可能な器種で「長期間かけて調整を繰り返して慣れさせる」施設…
  あまりにも傲慢…これは適合調整ではない!『患者様』の頻繁な通院負担等、全くお構いなし。
 「慣れるまで、時にはガマンすることも重要。定期的な調整が終わるまで通いなさい」とでも言わ
 れるのだろうか…『聞こえの味』等と言う概念どころではない…。『無知』と『傲慢』しか感じ
 られない某施設に、3年以上苦しんだ方が3時間で『自然な聞こえ』に感動した例を話したって
 絶対に信じてもらえないだろう。『患者様』がお気の毒。担当者には「もし自分が難聴になったら」と
 思いやる良心がないのかも……

  『補聴器専門店』で購入された方も「このお店でこの値段なら安心」と低次元の調整で満足し、
 当該施設・医師と補聴器店との腐れ縁が永遠に続く。本当に良く聞こえる補聴器との出会いを失う
 最大原因は補聴器を扱う側にあると、所長は確信する。特に『高級器』には要注意だ!

  所長の警告を無視する方には、本物の味(良い聞こえ)とは無縁の人生が確実に約束されますよ。
 …でも好み(笑)もあるし命に別条なく、所長にも本気で救う義務も特になく…まあいいや。


15 目利き知り尽くした者にだけ備わる特異能力
  → 『真贋を見分ける能力』のこと;本当によい補聴器を瞬時に見抜けられるのが真の補聴器技能者!


   大間で釣り上げられた巨大マグロを1千万円以上の巨額で競り落とした仲買人。それを仕入れ
  たのが高級寿司店の頑固親父。目ざとく発見した常連がそのネタを乗せた握りを注文。絶妙な味
  わいが彼の舌に広がる…「さすがだ!」。


   所長には全く縁のないグルメの世界…もし仲買人や寿司屋の親父の目利きがなかったら、この
  常連の舌を喜ばせる瞬間はなかったでしょう。最初から選定を誤った補聴器(マグロ)では、お客
  様の耳(お客様の舌)を喜ばすことは決してありません。この業界の名人に実際出逢う機会があり
  こんな“匠の技”にも共感できたのです。だから補聴器創りにも目利きは絶対に不可欠です

   所長は聾学校教員時代に『補聴器のイロハ』を必死で学びました。製造メーカーから送られた
  英文データ(中にはドイツ語のも)も読みました。今より回路が簡単で配線図まであり、興味深く
  読みふけったもので、いつの間にか補聴器を見る目が育っていました。

 *ソニーとフィリップスが補聴器開発から撤退するのを予測、的中させて目利き力を実感!
  同時期にはメーカーを問わず『売れない補聴器』を予測、何度も的中させました。補聴器性能表
 に欠点がハッキリ見えていたのです。現在も“ダメ補聴器”は沢山見られ、販売がいつの間にか停
 止されていることで分り、デビュー時点で的中させています。

 「今でも見えます、見えます…次は…」あったぞ!!!!
  **2012年秋、ソニックイノベーション(USA)が日本国内販売を停止**
  所長は参入当初から既に製品性能と価格にまるで魅力がないことを読み取り「ほとんど売れず、
 日本で普及するわけがない」と予測していました。日本上陸後、わずか3年での『閉店』でした。
 予想がズバリ的中したのです。このメーカーを信じて補聴器を購入してしまった方々は、どうなるの
 でしょう? 販売店の対応策は?
…お気の毒に… (2012.12)

  “ダメ補聴器”購入者には調整不良とアフターケア消滅の不運が襲い掛かります。所長の勝手な
 推定では、ヤバいメーカーはまだまだあります→(悲惨な例) (大損害、160万円

  ということで「本当にイイ補聴器とはなにか?」を探す毎日…。 ディジタル補聴器で溢れる現在も、
 各メーカーの補聴器性能データシート(カタログは信用できない)のチェックを隅々まで見ています。
  →→→ 『マヤカシ』が何と多いことでしょう! こんなにウソ800(↓↓↓)が。

 *あなたの心を揺るがす『ウソ800』高度な調整技術を無視する美辞麗句
  ・『澄みきった音』(明瞭度が高く、歪の小さい、大きな音が大きく聞こえる状態だが…)
    →→ 聴力で大差、調整技術が『聞こえ』に強く影響する事実を隠ぺいしている。
       *このメーカーの補聴器で『ほとんど役に立たない例』が多数あった。
  ・『音のメリハリをつける』(調整上、当然な作業。これは(No.14)の『キレ』に相当する)
    →→ 補聴器調整の基本と調整の困難さを無視した単なるイメージCMに感じる。
       …この補聴器にしかできないのか? 他社製品では調整できないのか?
  ・『うれしい聞こえ・うれしい値段』(価格は無関係?ないわけではないが…)
    →→ 安価な補聴器の基本性能(弱点)と調整困難の問題を隠ぺいしている。
       *この補聴器は2チャンネル。'15年のカタログから消えていた…ひどい。
  ・『110dB(250Hz)まで対応』の適合限界表示(所長が信用していない典型的不当表示)
    →→ 対応できる耳掛け型補聴器は、この地球に存在しない!!
       *この表記に難聴者どころか補聴器販売者までダマされている!?
  ・『極めて自然な聞こえ』『考える補聴器』『人工知能(AI)』:そのシクミって本当に凄いの?
    →→ 普通のマルチチャンネル補聴器だろうに…ご用心!ひどい事例だらけ…
    →→ 調整者の知能』の方が問題(詳細は来所者限定で教えます)になるかも。
     ※本当に凄い“AI補聴器?”の試聴器を後日入手。性能を極限まで絞り出させる
     調整手法をマスターするのは猛烈に大変でした。(2019/02/10)


16 実際に聴こえてなんぼ 補聴器は実際に耳につけた聞こえ方で調整される

  → 「カタログの文言通りに聞こえない」のは個々の耳の特性を無視しているから⇒関連が19に

   『補聴器技能者』認定制はとてもよい制度でも、その『決まり』が守られていないように感じ
  ます。立派な看板を掲げ、耳鼻科との連携がしっかり取られている補聴器専門店が、どうして
  20分で売れるのでしょう? 専門店で購入した補聴器が「ハッキリ聞こえず、うるさい」のは?

   こんな事件は『決まり』を守っていたら起こるはずないのに…。おかしい。所長には全く理解
  できない販売形態であり、信用をたちまち失う危険な行為ではないかと危惧しています。

   耳鼻科医との連携は顧客誘導のための単なる買収手段としか思えません。『20分』で売った当該
  販売店のチラシに「お客様の悩みをじっくり伺います云々」
白々しく明言しているのを発見し、
  所長は「よく言うよ」とあきれました。「私はウソは申しません」と公言するウソツキ議員と同
  レベル。暴力団同様、根絶は永久に不可能とあきらめるしかないのでしょうか…悔しい。

 *お金を出すのは貴方です。お店で「よく聴こえる補聴器をください」と最初に宣言しましょう。
  『選定理由・効果の証拠なし』の補聴器は買っちゃダメ ⇒関連情報が19に!
  この主張内容に納得できない方は、このページトップからどうぞ読み直してください。
  または、こちらを見て再スタート!!


17 「タダほど高いものはない」(『試聴』はとてもありがたいことですが…)

  → 多くの補聴器専門店が『貸し出し試聴』を行っています。それも無料…大変ありがたいこと
   ですがどれだけ真剣に補聴器調整(フィッティング)に取り組んでいるかが気になります。

  *『静かではっきり』を短時間に作れますか? 『補聴器をつけた聞こえ』測定は? ⇒これも19に!
   あるメーカー直営補聴器店では『2週間お試し』と称し、税込2,160円で補聴器のご利益
  を体感できるプログラムが行われています。しかし一旦『お試し』を申し込めば個人情報がお店
  にしっかり登録され、執拗なDMが届けられるのは目に見えています。断るのは相当大変とか。
  補聴技研のユーザーでさえも、このワナに見事ひっかかった例がありました。油断できません。
  直前に十分気を付けるよう助言して注意して欲しかったのですが、買っちゃった…50万円。

   補聴技研では試聴・測定は高額料金ながら、データをお渡ししてDMなし。一度ご購入の方は
  その後の購入に関わる試聴料金無料で『買い替え特典』まで付きます…でもダマされた。

   お試しでも「聞こえの改善度を測定」等を公平な効果チェックまで行えばとても良いことです
  が、そこまですると膨大な時間がかかります。この補聴器店でのおびただしい調整不良例を知る
  所長は「やっていない」ことが直ちに判ります。性能と価格の揃った補聴器が選定されることは
  なく、購入後に後悔する例がおびただしい。この言葉は当意即妙では?
  ***ぜひ自覚しよう! 貸し出し試聴の裏に潜む大きな危険性を*** 詳細はページトップ


18 「オ・モ・テ・ナ・シ」(…と言うことは「裏だけ」?)


  → 東京オリンピック開催にからむ贈収賄事件が象徴したように、いつの時代にも正直に仕事を
   するのが馬鹿馬鹿しくなる経験を何度もします。『裏取引』は世界中に蔓延しているようです。

   たとえば調整技術資料と名刺だけ持参して総合病院を含む耳鼻科を訪問すると全く相手にして
  もらえなかった経験がその好例。こんな色の『プラスα』の入場券(笑)が必要と痛感しました。
   中には『補聴器相談医』もちゃんと入っています。モラルはどこへ…『認定補聴器専門店と耳鼻科
  医師との清い結びつき』なんて不可能だと確信しました…腐りきっている…

   一方、『神尾記念病院』からは調整資料の提出を求められ、強い信頼感と感動を覚えました。
  全国で唯一
です…こうでなくっちゃ。『入場券』を支払って病院付きになり、補聴器を作った時に
  真っ先に喜ぶのは『患者様』ではなく担当医とは…。本気で補聴器を作ることがどんなに大変か
  考えたら本当にバカらしくなります。さらにあきれるのは、補聴器でも十分聞こえるようにでき
  るはずの方に人工内耳が埋め込まれる例(100dB)、大病院が補聴器効果の全くない『補聴器装用
  例』を堂々と発表した原著論文まであること。『患者様=ハダカの王様』では…⇒次の19参照

  *そんな『先生方』こそ難聴になって自分の誤りに気付け! 当事者の悩み・苦しみを心から学べ!
   …『結びつき』が清ければ、補聴器の調整不良問題なんてないはずだ!!


   「所長の屈折した性格から出た言葉」等と、安易に否定されたくありません。少数派の意見
  かも知れませんが『経験から生まれた真実』です。これをお読みの方々に限っては少なくとも
  無意味なお金と苦労を今後補聴器につぎ込まないことを心から願っています。


19 「裸の王様」(『補聴器を付けた聞こえ』が見えない気の毒な購入者) '20/08/19 (更新'23/10/11)

  →加齢に伴う高音部の聞こえ難さの進行は理解できても、それに対する『よく適合した補聴器
  の効果』が全く触れられていない。
カタログを見て気づくはずだが、目立たないところにしか
  示されない。補聴器の効果が腑に落ちないまま「慣れて」と顧客に努力を強制する。子供に
  補聴器の効き目を訊かれた時、分かり易く説明できるくらいでないと…少なくとも国内では
  こんな怪しい表記が認められている。カタログの中にあります、よーく探してみては?

   多くのメーカーが『補聴器の素晴らしさ』を語ります。誰でも明瞭な聞こえを手に入れられ、
  明るい日々が送れると誤解されそうな表現がカタログに沢山…肝心な答えが見えない。補聴器
  を付けたらどこがどう改善できるか
ということが全く示されていないのです!

   聴器愛用中の祖父母に興味を持った孫(小6)が店員に補聴器の働きを質問しました。本当に
  役立っているように見えなかったからです。さて、どう答えたらよいでしょうか…多分答えに
  窮するでしょう。そんな説明は容易ですか?
   話は突然変わります。仕立師の巧妙な口上にすっかり騙され『透明な服』を着て行進した
  王様。自分が最高の衣装を着ていて、見えないのは自分のせいとは言えない。子供の声が彼の
  耳に入るまでは。お付きの者も忖度が働き「裸です」と言えなかった子供の一声で王様が
  すっかり騙されていたことにようやく気づいて
恥ずかしい思いをした話…

   補聴器の効果はどうでしょう?…やはり『見えない』。孫や子に説明できません。「ここが
  このように改善される」との効果を具体的に表示(視覚化)しなければ納得されないと思います。
  簡単なのに行われていません。だから補聴器購入者は裸の王様にされてしまう…こんなひどい
  状況(効果が見えない)を改善しなければ!…と補聴技研代表は1980年から考えていました。


20 「遊び半分」(『聴こえ創り』への熱中度を象徴?)   2019/05/02  更新'23/10/11
  *令和元年の2日目、補聴器創りに向き合う基本姿勢を明文化したら…
  →聴こえの改善にのめり込む作業は結局“遊び”⇒仕事を積極的に楽しむこと。
   …仕事が辛くて疲弊した環境では良いアイディアも納得の結果も出せません。
    補聴器創りとそのご利用者の明るい笑顔に出会えるのは本当に楽しいです!

   「好きこそものの上手なれ」の通り、『遊び半分』はよい聴こえ作りに熱中している証拠。
  高品位の聴こえは『仕方なし・金儲け優先環境』で作れるでしょうか? お客様と
  ともに感動の聴こえを共有している補聴技研は"No!"と答えます。ですから次のような
  表現も、実はアリなのです!
   ⇒遊び半分で作られた補聴器(時間がかかっている!)は、いい加減に聞こえる』!?

   栃木県の方言では「良い加減」を「いい塩梅(あんべー)」と言います。へそ曲がり
  的解釈かもしれませんが、今後もこの精神で『イイアンベーの補聴器』作りを楽しみ
  ます
いっそのこと、『遊び100%』と言いたいくらい。


21 「想定外…」(調整不良続出を象徴) 2021/04/03
 *販売者の想定する満足感が補聴器装用者に得られないときの、苦し紛れのキーワード?
   きめ細かな調整に不可欠なデータを欠いた大まかな聴力データを基に、メーカー指定
  自動調整の補聴器を勧める補聴器技能者。実際につけた顧客に想定外の不具合(不快感・
  籠り感)が出てもそれらの苦悩に耳を貸さない。補聴器装用時に起きる様々な影響を想定
  できず
「慣れてください」「貴方は敏感過ぎるのです」と、デリケートな聞こえの耳に
  『到底馴染めない音色の補聴器』を売りつける。『時間をかけて慣らす』考えが主流
  から、改める気は当然起きない。こんな楽な商売、他にはない? 補聴器販売店増加で
  明らか。クッソー!    詳細 ⇒ 比べたら…
   補聴器を付けたきこえの目標をしっかり設定して『つけて測定・調整』を繰り返して
  目標に近づければいいのです。想定どおりの結果が自動で作れます。こんなに楽チンで
  精密な方法はないでしょう。『きこえの違和感』は調整途中でほぼ解消し、想定外とは
  無縁。すぐ使える補聴器が作れて当たり前です。でも時間はかかりますよ…
          *こんな『想定外』、あなたはどう思われますか。想定外でしたか?(笑)


22 「共同研究者」(お客様と共により良い補聴器を作る) 制作'23/10/11
 *販売者と顧客は医師と患者のように対等であるべき。補聴器創りでは更に一押し!
   精密で納得づくの調整をするのに欠かせないのは、補聴器を実際に耳に つけて聴いて
  おられる顧客の声です。この声を基に調整を繰り返せば本当に腑に落ちる聞こえが作れる
  はず。だからお客様は共同研究者であるべきです。感動の聴こえは補聴器調整者だけでは
  作れません。実際、補聴器が完成した後はお客さまも調整者に負けないほど疲れています。
  補聴器技能者はこの事実に気づくべきです。
   補聴器の再調整結果はお客様のコメント次第とも言えます。顧客からの詳細な情報が
  より聴きやすい結果を引き出すのです。「慣れて」より「お疲れさまでした」です。
           *『共同研究者』ですから大切にするのは当たり前。共に頑張りましょう!


23 「当たり前、聞こえる補聴器渡すこと」
        (補聴器販売の鉄則を表すスローガン(川柳)、所長作)
  → これまで述べてきた集大成。『格言』の〆です。
  『当たり前』維持は本当に大変ですが、専門職の心構えとして至極当然なこと!!


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    ダマされるなよ!    聞こえる笑顔づくり   道案内   遠くても 

      行ってよかった   貴方が営業マン!  ワザあり!   こだわる!

        一つでも!   燃焼技術!(?)   この惨状…  こんなことも

          補聴器を熱く語る    ゆとりある経営    心情変化

      こんなにイイものがある   顧客は強者ぞろい   これってインチキ




  結論:補聴技研においでください。 「笑顔」を求めに!

           →→ 必ず納得(購入予定)されるか、悔しがり(補聴器所持者)ます!

  *その前に必ず! →→  インチキ補聴器の実態を知る

  “I'll show you my flag. ”→→補聴器調整技術(臨床例)を見る


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