補聴器作りを比べてみたら… 更新;2024/12/26 再更新;'25/03/11
    世界一のアナログBTE

 幻の名器;↑所長はこんなタイプが好き

*「これは三上さんしか調整できません」


 ディジタル補聴器登場前('80)の調整機能に優れた
高出力耳かけ形補聴器。調整箇所が何と8個も。
『世界一の高性能』に所長は興奮したものです。

 『大きい音まで美しい』性能は40年後も色褪せ
ていません。今でも欲しいくらいの逸品です。

 調整箇所の多すぎるのが災いし「調整が難しい」
と、多くの補聴器店から敬遠されたそうです。お世
辞だったのでしょうが、補聴器メーカーから「これ
は三上さんしか調整できないですね」
と言われたこ
とがあります。補聴器調整をする者には当然の資質
ではないのかと、不思議な気分になりました。

 せっかく開発された高性能が逆に発揮できず売れ
なかったとは、あまりに理不尽で皮肉な話。幻の名
器となってしまったのが惜しい。今も変わらない問
題(適切に調整できない)だと痛感しました。

 *下の2項目がちゃんと達成できていました
 ◎聞こえる感動が生み出す輝く笑顔
 ◎
ていねいな補聴器づくり


  この補聴器は、調整技術を誇るシンボルと
 して補聴技研に3個静態保存されています。
 今でも見る度にワクワクします。取引業者に
 見せる度、その調整トリマ数に驚かれます。
 「こんな補聴器、見たことない」と。


  でも、21世紀の補聴器と比べればまだ単純。
 調整箇所はわずか8項目です。最新型のディジ
 タル補聴器は『音質調整』だけでも20個以上も
 ありますよ…ちゃんと調整できているのか、
 所長はとても不安になりますが。

  補聴器創りの惨状がここで暴かれて…
    ワクワク!…それともビクビク?

 
   *来所された方々から頂くコメントは、
 補聴器販売店のイメージをこんな風に
 描かせます…所長の偏見でしょうか?


 …『認定補聴器技能者制度』普及で極端な調整不
 良は減少傾向にありますが、調整の問題は消滅し
 ません。だから専門店でも安心できません。


 たとえば…

 ・どんな調整が求められるか、聴力のデータから
 設定する『聞こえの設計』ができず、PC任せ

 ・試聴補聴器を貸してくれてありがたいが、最初
 からスッキリ聞こえることはなく、一向に馴染め
 ない→PCの適合調整は大雑把だから!

 ・小さい器種(高価)を勧め、安価なタイプは紹介
 すらしない⇒金儲け優先


 ・腑に落ちない聞こえを指摘するとより高性能の
 器種(より高価)を勧めるが、性能の違いを具体的
 に解り易く説明できない


 ・『耳鼻科医との連携』を標榜する専門店が、
 補聴器選定・調整を十分行わず、あっという間に
 済ませた。絶対あり得ない僅か20分の『早業』
 …そして「慣れてください」…絶句しました。

 ・「なぜこの器種」なのか、補聴器の選定理由を
 詳細に説明しない(できない)


 ・顧客の『聞こえの違和感』を理解できず、的確
 な改善調整ができない。⇒「慣れて」「我慢」が
 補聴器調整の基本方針?


 ・「自分の声が籠る」訴えを理解できない

  ⇒補聴器の聞こえ方に馴染むことは永遠にない
  …こんな状態でも「慣れて」を連発する。

*某補聴器店に『潜入』?…その仕事ぶりを見た!

 来所者から伺った経験談も加えて推定した『専門
店での一般的販売法』を下の右側にまとめました。

 隠しカメラで中継しているようで笑ってしまいま
せんか?補聴技研の調整手順とお比べください。
リアルなのは所長の目撃した内容もあるからです。

 来所された方々が例外なくお話しくださるのです
から、単なる作り話でもありません。補聴器の購入
経験者でしたら、結構身に覚えがあるでしょう。

  どうぞ見比べてください。大きな違いを!


補聴技研;
 笑顔を呼び込む!
   なるほど納得…  作業項目がこんなに違う! インチキ補聴器?    彼らは補聴器調整の困難さを最初から
 知らない。信じられない方は、損失保証
 付補聴器を売りつけられる危険性が!
 『被災』しても知りませんよ。
    ※被害総額 年間100億円以上?
          (補聴技研推定)


 聞こえの精密な把握

*聞こえるようになる期待を胸に

 「いつ聞こえてくる」かは大変
難しく、正確に応答するのはなか
なか大変です。これは測定者にと
っても同じで時間がかかります。


*補聴技研では「より正確で分か
り易い」独自測定法も採用してい
ます。
 おかげで測定時間の短縮化が実
現しました。それでも様々な説明
を加えれば、正直半日欲しいくら
いの時間がかかります。

*測定結果(オージオグラム)が得
られれば「好みの音」が直ちに判
明します。所長は既にこの段階で
お客様の「聴こえる笑顔」が見え
てきます。
  聴力測定
 (できるだけ詳しく!)

 耳鼻科医院の聴力検査データが
あるととても助かりますが、確認
を含めて測定し直しています。
        (下に詳説)

*無料チェックサービスでは、
スピーカから出る音で『聞こえ
難さ』の様子を素早く推定でき
ます。相談会専用で、来所用プ
ログラムにはありません。

未知との遭遇!!

*通常省略される1.5kHz/3kHzを
含めた詳しい測定
をします。
軽い聴力の方には25/750/6k/8kHz
も測定します。試聴体験まで含め
て、2時間では足りません。
 (これが有料で行う根拠です)
      (詳細規定あり)


 2019年6月から、聞こえ方の比
較をよりわかり易くなる測定結果
表示を採用しました。これにより
『きこえの可視化』が一層明確に
できました。補聴器適合調整結果
を理解するのに大変役立ちます。

   技術レベルは?

 聴力測定で正確で詳しいオージオ
グラムをとれているのでしょうか?
その前に、高性能のオージオメータ
が設置されているのかどうかも怪し
い『補聴器も販売するお店』も…。
技術・知識レベルが総体的に低く、
補聴器店間に大きな差はない?

インチキ度は様々
 「無料貸し出し」で、販売に向
 けた行動がスタート。
 …無料で貸して買わせる目的で
 あることに気づけない。
         →事件簿5


 『専門店』であれば
 一応やっているはずの
 手順ですが…実際は?

  耳鼻科から紹介された場合
 店内での聴力測定を省いてい
 るようです…実にラクチン。

*1.5kHzと3kHzの聴力レベル
最初から考えていないのか測定
データを見たことがありません。

  無知との
  遭遇?



僅か20分の早業も?
    (某補聴器専門店)


 耳鼻科のデータで調整したの
か、販売店での聴力測定が省か
れたとしか思えません。専門医
と連携して身に付けた、短時間
でできる怪しい『秘技』か?

  *医師との連携って、
  一体何だ?

 *重要な1.5kHzと3kHzの聴力
 レベルデータは当然無視され
 ます。最近は宝石やメガネ等
 との兼業店でも『技能士』を
 置く例が増え、とても良いこ
 とです。が…確かな技能の裏
 付けは、本来お客様の納得度
 で判断したい。実際は?

 補聴器は電気店や宝石店、挙
句は写真屋さんでも『販売』さ
ています。貴方はそこで本当
に『ハッキリ聞こえる補聴器』
を手に入れられますか?
きこえの目標を解りやすく提示

  聞こえ方に応じた、「聞こえの目標」提示

 *目標なしの補聴器調整は あり得ない
 目標設定と説明

*聴力に応じた無理のない『聞こ
えの目標
』を設定してお客様に提
示します
⇒話し方の工夫は言うまでもなく
筆談や手話等も活用して調整の限
界まで解りやすく丁寧に。

 聞こえる可能性を知らされ、明
るい表情に変わり始めます。精細
な調整には、1.5kHzと3kHzの聴力
レベルデータが不可欠です。

*所長はこの場面で既に改善の限
界を把握、高音部の改善が特に
難しい
ことを正直にお知らせして
います。

 軽い難聴ほど鮮明な聴こえを求
められるため、高性能補聴器でな
いと満足できないことも
。所長は
十分に改善できない現実に苦しみ
ます。これが、ご購入係る最大の
障害の一つです。
ほとんど
 やっていない

 強引な売り込みがスタート
     …もう逃げられない

 聞こえ方の特徴を詳しく分か
り易くは説明してくれません。
聴力測定が大雑把なので最初か
らムリですが(笑)。

 調整よりも目立ち難さ一点張
りのイメージ戦略優先
の説明。
「気に入らなければ返品可能」
と一応説明して安全性を強調し
ているが、返品の例はあまり聞
いたことがありません(笑)。

*補聴器の知識が十分でなく、
質問されるのを極端に恐れる


 ここまでが異常に早い!
  (この早ワザは脱帽もの)
 ただただあきれる…
 大きな疑問


 聴力に応じた目標は
  どう設定するの?

  …当然あるはずだが…
  どんな設定か知りたい。
  (実は考えていない?)

*所長の声
 『補聴器をつけた聞こえ』の
目標』を言われていた来所者は
開業以来ゼロ('24/12/26)です。

 『補聴器技能士制度』のお陰
で補聴器調整不良被害が一層拡
大したように思えて…。お客様
の立場から見ても「専門家がこ
う言うのだから…」と、質問を
諦めてしまう雰囲気までできて
いるように感じます。
 …所長のヒガミでしょうか。

 *オージオグラムに応じた
 「快適な聞こえ』を設計します


 補聴器の設計図(補聴技研仕様)

*補聴技研独自ルールで設計!
「好みの音」を設計します。
 聞こえの左右差も極力なくす!
     (限界は勿論あります)
   ※オージオグラムは省略

 *750,1.5k,3kHzのデータなし
 では作れません。

 この例では4kHzの『補正』を諦
めています。この帯域はよほど軽
くないと増幅の意味がないからで
す。 (所長の個人的見解)。そん
な深刻なことが広く知られていま
せん。


*必要な『増幅度』を計算
して、小さい音の増幅度特
性を設計
 聞こえの左右差を正確に揃える
調整は耳につけてしないとできま
せん。時間がとてもかかります。
          (重要!)
*この増幅度は挿入利得と言い、
『正味の増幅度』を指します。
(知らない調整者が多くて呆れる)

 The Hearing Ape.;聴く猿
 The Hearing Ape.;「聴く猿」

 「日光名物に補聴器もあり」と
言われるまで続けたいと願って
いますが、ムリか…(笑)。

 メーカー
 お仕着せ調整で
  チャッチャと完了!



*これで売っちゃうの?

 不十分な聴力データでも構わず
PCに入力して『自動調整』。
信じられないほど大雑把。
から一気に完了。代金支払いの
説明に使える時間がタップリ取
れる(笑)。

 違和感に対する納得ずくの説
明を省き、「初めはどなたにも
違和感があります。まずは慣れ
ることが重要
」と、精密な調整
作業を省く傾向がある。

 「気に入らなければ返品可」
と言うが、支払ったら終わり
合わないことに気づいてキャン
セルを伝えても様々な理屈を言
って返品・返金には応じない
 『お仕着せ』
 だから早い!


 来店後僅か20分で販売した
『有名専門店』は、耳鼻科医と
の密接な連携をうたっている。
彼らのの行為はどう考えたって
おかしい。


 連携耳鼻科医と結託して日常
茶飯事のように行われているよ
うにしか思えない。


所長の呟き…
 コストカットは人件費減らし
が一番(要は手抜き)! これで
続けられれば儲かるわなあ…。
 左右差の補正までこだわって
調整する所長は世界一のアホか
もしれない。

*興味深い情報!
 「できれば安価な補聴器で」
に応えて調整し、必ず現れる違
和感を巧みに『活用』して徐々
に高価な器種に替える手法を目
撃した方がいた。高価な器種で
も違和感が出る。『買い換え』
が続けば「思うツボ」。「毎度
あり~!」


  試聴用補聴器、何と8台!

*こんなに準備しても、選ばれた
のは1器種だけ。聴こえを正確に
把握できるようになってからは、
高性能デモ器1器種で済ませられ
るようになりました。

 高性能の測定器を導入後も時間
と手間間のかかることは変わりま
せん。お客様の敏感な『きこえ』
に合わせた『よい聴こえ』を作る
困難さは変わりません。
貸し出し補聴器不要!


 設計データを作れそうな補聴器を2種
以上調整を済ませて試聴していただき
好みの聞こえ』を探します。

この例では8器種で
 補聴器性能を熟知していなけれ
ば到底できない、時間のかかる作
業…調整作業は、まだまだ続きま
す。

 よく聞こえる補聴器は、 お客様
との共同作業。お客様にも大きな
負担をかけてしまいます。
 →→こだわる

*とても時間がかかり、無料で
できる内容ではありません。
 全く
   やらない

*この頃に2週間のお試し終了

 「返品できます」と言われて
いたはずだが、実際は返品でき
ない地獄が待つ(↓)

返品やクレームを拒絶する巧
妙なワナがしっかりかけられて
いるのに全く気づかない。⇒⇒
一部でも支払っていれば法的に
『購入契約成立』となってしま
うことを。


 『無料貸し出し』にご用心!

 高度な技術!?


*1-2週間の『貸し出し補聴
器』で代用される場合が多く、
奇妙な義理感情を起こさせて
入決定意志を固めさせる。『無
料』なので一層強力
に…


*支払い後も「気に入らなけ
れば返品できます」と言われ
たような気がしていた
が…

*クーリングオフは1週間!
→2週間過ぎたら返品不可?
 補聴器の適合表(補聴技研オリジナル)

  *補聴技研独自ルールに準拠

      一般的な限界とは異なります。

*適合表を見ていただき、補聴器
性能に十分余裕のある守備範囲

説明後、お好みの補聴器タイプを
決めていただきます。

 可能な限り、両耳装用をお勧め
しています。

*価格と効果に納得できなかった
お客様は、この段階で気兼ねなく
断れます。チェック代金を支払っ
ているので、変な義理感情も生じ
ません。

 『きこえ』に関する詳しい資料
が手に入り、別な補聴器店で購入
する際に間違いない補聴器選びに
役立ちます。
   →→→ 大損160万円!

 全く  やって   いない


*「目立たない」ことを最優先
 実用性能よりも高価格
 器種優先で売る!
  → 金儲け最優先!
   (必須の心得?)

 高くて当然!

 *義理感情が、腑に落ちない
 ままの購入を決定づける。


 [これは目撃者による話]

 試聴器間終了後「やはりこれ
がいいでしょう」等と下にある
ような小型で高価な補聴器
が優
先的に勧められる。
 単価30万円以下は少ない。

*この方はそこでは購入せず、
補聴技研で『一発適合』の充電
式補聴器をご購入。感動と共に
ご愛用中です。


 どれを選ぶ?いろいろな補聴器

 “耐久性”の説明にはご利用に
なる方の目線で時間をかけて行い
ます。

 特定のタイプが売れない原因に
もなって、実際に1個しか売れな
かった例を経験しています。これ
は当然のことで、お客様に『安く
てよく聞こえる補聴器』を提供し
てきていた証拠です。

 *補聴器選び

*購入を決意された方には…

 適合表にないものまで詳しく紹
介し、ご要望を最大限に尊重して
選んでいただきます。次に耳型採
取等を済ませてメーカーに発注し
ます。


 *配慮事項(重要)

   価格と性能のバランス
    目立ち難さ
     電池寿命(電池代)
       耐久性
        取り扱いやすさ


  

 この補聴器は選定と調整を誤
らなければ本来最もよく聞こえ
るタイプだと所長は信じていま
す。これでなくては使い物にな
らない方もいます。補聴器取扱
い者の知識と腕の見せ所のはず
ですが…
       (上の写真)


 補聴器性能に無知

 電池代がかさみ、こまめな手
入れが欠かせないなどの不利な
ことや欠点を伝えないまま販売
していたとすれば、大問題!

  ご購入?

  十分に聴こえないまま
 お支払いが完了…?

 ←よく選ばれる極小形


 『聞こえ方』は例外なく測定
なし。メーカーお仕着せ調整で
渡されます。聞こえの違和感に
対する適切な対応もなく「慣れ
て」と助言して、めでたく代金
受領。

 間違いなく保証されるのが調
整不良
とは…。
個々の聞こえ方
に応じた詳しい説明・資料提供はない。最近は改善の傾向がみ
られるが…

*両耳装用率が低いのは、片耳
分でも高価(30万円以上)だか
ら?


  設計に合わせた補聴器を作るPCの画面

「設計値」に応じた特性設定画面


 *メーカー設定と大きく異なる
 場合が多いのは『つけて調整』
 しているから。


  徹底的に調整
     (初期調整)


 メーカーから送られた補聴器を
独自の設計値に合わせてきめ細か
く徹底調整します。

 大きすぎる音が出ないように調
整を十分行い、自然で耳に優しい
聞こえを目指します。
調整完了は
まだ遥か彼方です…このこだわり
は無謀過ぎるでしょうか。

 ここまで
    やらない

 *やっていないので、店員は補
 聴器作りの困難さを実感できな
 い。

 *『補聴器外来』ですら、PC
 任せの大雑把な調整で済ませて
 いる
報告ばかり。聴いて何度も
 絶句した。
  …難聴者の声が彼らには届か
  ないのだ…彼らこそ『重度難
  聴者』なのだ(笑)。
*ここから4項目は所長の理想論を中心に展開!

 納得ゆくまでの調整は、実際
には『できない』が正しい?

 本当に行えば店員の無知・無
能が暴かれてしまう。精密な調
整作業が『自動省略』されるの
は、お店にはプラス?

 ⇒ボロ出しが未然に阻止され
 お店は安泰。バンザイ!

 やらないのは危険防止のため
当然?…そもそもそこまで考え
ようとする意識がない。

 重要な、「補聴器をつけた聞こえ」の測定

 「聞こえ」と「補聴器特性」の
摺合わせ場面です。音の高さごと
に低音部から順に測定・調整して
います(音質調整に相当)。
 できるだけ細かく!左右の聞こ
えのバランス調整も行って。

 高い音の聞こえの改善も左右差
補正もが思い通りにできません。
いつも悩まされます。意外にも補
聴器の基本性能が低い…
 装用閾値測定
  *調整本番です!

 実際に補聴器を付けて聞こえ方
を測定し、初期調整で不十分だっ
た部分を再調整。目標の聞こえに
近づけます。思い通り行かず、苦
労する場面ですが、聴き易い状態
にじわじわと変わっていきます。
所長は「慣れて」とは極力言いま
せん(笑)。

 *聞こえ方にぴったりの、
  あなた専用の補聴器
   いよいよ完成です!



   全く
  やらない



 『補聴かるた』より…

 手抜きして
   売らねば潰れる
     大型店

 …なるほどね(笑)

「えっ、そんなことまで
 するの」と、来所された
 お客様からよく言われる…



 日本全国にインチキ補聴器が
蔓延している明らかな証拠!

 「インチキ」が不適切なら、
「大雑把な調整」と言い換えま
す。この言い換えは強く拒否し
ます(笑)。

 *笑顔の出番はあり得ない。

 この段階からも、手抜きの実
態が明らかになるのにダマされ
る難聴者が後を絶たない。
       …なぜだろう。

 うるさくないように調整するチェック法

*この作業こそ補聴器調整の要

 補聴器の基本性能が暴かれる部
分ともいえます。事前に設定した
調整で十分だった例は皆無で、何
度も調整が繰り返されます。

 同一オージオグラムパターンで
同じ調整の補聴器でも適合できる
とは限りません。これも当然!
  出力調整

スピーカから大きな音を
出して耳に響かないかを、
チェックして調整を繰り
返す。


 大きな音が絶対にうるさくなく
する調整値の計算は予測困難。左
図のような方法で繰り返し調整し
ます。

 音の高さ毎に行うため、時間が
かかります。⇒大きく聞こえて
うるさくない
状態がゴール。
         …大変です。

*さらに左右のバランス調整を、
音の高さ・大きさを変えて行いま
。これも大変で、慣れやすい音
に仕上げるのにに欠かせません


 20分でできますか?
 →→体験者の実感を紹介
 もちろん
  やらない


*補聴技研に来所した補聴器所
持者のほぼ全員が「大きい音が
不快で我慢できない」
と答えて
いる。

 著名補聴器外来ですらやって
いないのを知って唖然…


*これも『補聴かるた』から

 専門店、  勧める店員   ドシロウト

 *「そんなのウソだ」と
 言えなくなってくる。

*大声を使ってでも簡単なチェックくらいやって欲しい。常識だ。

*年間要注意日
   (被害者続出日)

 耳の日
  補聴器の日
   敬老の日
調整結果資料作成 
『私の補聴器』に綴じ込まれる
『聞こえ方』資料の一部です。

 お客様にもお渡しする、「聞こえ方」の記録データ


*補聴器装用効果が『装用閾値』とし
て表示され、オージオグラムと直接比
べられる。補聴器の効果が非常に分
かりやすい一方、調整不良も一目で
分かります。
 …調整者には怖い(笑)。
 ⇒公平な評価法も独自開発済。


*この例では高音域改善不良があ
り、具体的改善策を提案(当時)。
⇒新型器では聞こえない高音部も
「きこえる」ように! ('21~)
 調整責任者を明記

*目標がほぼ達成できれば、測定
結果を記録して保存します



 調整責任者の記名捺印を必ず行
います。言葉の聞き分けチェック
成績が補聴器購入された方に聴こ
える自信を蘇らせます。

*お客様に複製したデータを関連
資料と共に差し上げ
、補聴器創り
がようやく完了します。

*2時間では足りないのは当然!
 予約で十分な時間を確保しなけ
ればできない理由がご理解いただ
けましたか? 軽い難聴ではまだ
まだ納得していただけない困難が
残っています。
   → 1時間以下では怪しい


*装用閾値測定データの定期点検
で『よい聞こえ』を維持するのに
も活用されます。
*'22から調整結果の公平な評価
も加わり、『完成度』の点数化も
実現しました。
 もちろん
   くれない


*腑に落ちない聞こえだったと
しても証明できるデータが最初
からない(証拠なし)。
 ⇒クレームを主張できません

 「再調整は何度もします」と
言ってくれる店も一見親切で安
心しそうですが、5回も6回も
お店に出かけられますか?

        (特に高齢者)

*あまりにも巧妙な金儲けテクに
つい感心してしまう…(笑)

 ⇒年間被害額20億円以上は
まんざらウソではないと所長は
勝手に納得してしまう。

 「補聴器屋は香具師(やし)」
と表現された方がありました。
まさにその通りと所長はひどく
感心。(意味は辞典で!
  謎だらけ


*所長の疑問&想像&感心

 「つけてなんぼ」を何故測定
しない? 適合証明無しの販売
が計画的だったら、凄い知能犯
だと思う。
 →購入した側にも落ち度が
 あると思わせてしまうから。

 ※測定すると実はヤバイ…
 →補聴器店の無知・無能が
 バレるから(前述)

*“無知との遭遇”まで
 もう少し…


*既に『腑に落ちない』状態に
なっているはずだが未だ気づか
れない。ひとえに巧妙な販売戦
略のお陰。

 既に販売が成立して、どんな
不具合があっても返品+返金は
不可能になる。もう間に合わな
いのだが、まだ気づけない😢。

“聞こえる笑顔”は
 自然に生まれる!

 補聴技研イメージキャラクター、キクヨちゃん
 よく聞こえる私の宝物


 ここまで到達するには想像を絶
する大変な思いをします。難聴の
苦しさを軽減する調整には、中途
半端な知識では到底対応できませ
ん…毎回苦しめられています。

  遂に完成!!
   私専用の
   よく聞こえる補聴器

 聞こえる自信と明るく
 楽しい日々が戻って
 きました!

 おめでとうございます!


 *ここでようやく代金受領。
 買っていただくのは本当に大
 変です。
  (私もお客様もクタクタ…)

*点検日が配布資料に添付され
ます。必要に応じて来所いただ
き、『よい聞こえ維持』のアフ
ターケアが続きます。

*器種によっては遠隔調整が可
能になりました。
 ⇒来所なしで『よりよい聞こ
 え』に再調整できます。

 イラストで手順をもう一度
 やられた…

*試聴を繰り返されても納得で
きない聞こえであることを訴え
るが「そのうち慣れます」と受
け入れず再調整には応じてくれ
ない(実はできない)。

*後悔先に立たず
     (もはや返品不能)
 莫大な無駄に気づき「後悔」
に相応しい見事な事例が完成…
 ⇒『特殊詐欺事件』と似て
 いませんか?

「どうせ変わらない…」

 所長から被害状況と改善の可
能性等を細々と説明されても、
大半の方は補聴器店への強い不
信感で購入意欲は既に喪失…

 希望をなくして老け込まれる
方々を見るたびに所長の悔しさ
が増大…でも来所してくれなけ
れば『きこえ』は永遠に解決し
ないのです。
無知との遭遇に気づく

   残念ながらもう手遅れ…

 役に立たない補聴器が
 次の言葉を語り始める
    (選ばれた補聴器が気の毒…)

   失望

     絶望

        不信



 もう手遅れですが、下の『確
かめ』で補聴器店の実力をしっ
かり確認してみましょう。

 なお、補聴器購入での失敗さ
れた責任は負うことはできませ
ん。悪しからず…


 所長自身の耳で確かめる!

 

 *難聴度は軽くても、聞こえ
 方の凹凸と明らかに高音部の
 聞こえない特徴があります。
 普段から明瞭感不足の自覚が
 あります。

 *聞こえ方の改善改善目標
 平坦で高音部のと低音部の聞
 こえが改善する『音色』です。
 さらに左右差も補正しないと…
 右の『音色』(挿入利得)で明
 白です。

 *低音部の強調が思うように
 できませんでした
…これは補
 聴器側の問題(調整機能)。
*『よいきこえ』を作るための
『音色』(赤が右、青が左用)
 

*つけた結果は…
 ・摩擦音を含む言葉の聞こえ
 がハッキリ聞こえた。
 ・ヴァイオリンの繊細な音が
 本当に綺麗に聞こえる。
ワイ
 ヤレスで聴くオーケストラサ
 ウンドにすっかり魅了される。
 良い音にやっと出逢えた気分。
 ⇒挿耳型ヘッドホンより綺麗!


*『副作用?』も予想通り出現
 ・補聴器を左右逆にして聴く
 と、急に安っぽい音に変わっ
 て不快になった。
長時間使う
 気には絶対になれない。
 ⇒良く効く薬は処方通りに!
   …誤ると毒になる(笑)。


 *ご注意
  『音色』以外の様々な調整が
 徹底的に行われていることを、
 決して忘れないでください。
 補聴器専門店に相談した場合

*某補聴器専門店に相談(※)で

 ・身分を隠して相談(笑)。とて
 もきめ細かなオージオグラムを
 採ってくれて感動しました。
 ・防音室もとても快適で、測定
 時の緊張が高まらないような配
 慮を感じました。専門店らしい
 作りに感じました。
 ・助言は、「これなら補聴器は
 いらないですね…」との
こと。

*補聴器の試聴もお願いしたら…

 ・予想通り『オートフィット』
 で作られました
。P社のハイ
 エンド器が使われ、見覚えの
 ある外観に驚かされました。
 ・左右差の調整はされません。 ・つけても明瞭感を感じません
 でした…なるほど!
 ・助言通り「補聴器不要」で、
 熱心な売り込みはありません。

 ※『挿入利得』の形をしっかり
 記憶して帰りました。設備と良
 心的対応には新鮮な感動を覚え
 つつ、「これじゃダメだ」とも
 呟きながら…。
*『専門店の音色』再現

 帰宅してその音色を再現して
業界の現実をハッキリ捉えるこ
とができました(笑)。

 ・『オートフィット』で容易
 に再現できました。予想通り
 の挿入利得です。P社製補聴
 器は"OEM"のようです。

 

*毒にも薬にもならない…
 ・販売店での説明を裏付ける
 通り、確かに「つけても効果
 を感じない」結果です。左右
 差が考慮されないのも正確に
 再現されていました😢。
 ・これが普通の補聴器作り…
 実に大雑把。聴力データを細
 かく採っても全く意味があり
 ません。
『副作用』の全くな
 い、毒にも薬にもならない高
 性能補聴器が完成
(笑)。

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