ホームページを見て来所された方々からいただいた喜びの声!

 *遠距離の方が多く表示されています。最遠方は鹿児島県!
  「補聴器に罪はない。販売者の選定と調整に誤りがある!」(2011.11.11) 更新:2023/09/18 再更新;'24/07/28

   注;ご本人の言葉の記録またはメールの文言をまとめています。No.12は視覚障害1級の方からの『生の声』です。
    調整者には最も高度な技術を求められた例で、その分大きな喜びとなりました。これに限らず、どの例も
   補聴器専門店なら当たり前に起きて欲しい感動溢れるコメントです。
              *現実にはどうしてもうまく行かずにひどい…もうお解りですよね。
              *『聞こえ方』とは、補聴器をつけた場合の最小音(閾値)の反応を指しています。

   *来所者限定特典;ご使用中の器種の詳細および、販売した補聴器店の技術レベルを詳しく説明いたします!


1 「お陰様で充実した生活を過ごしています。補聴器のある生活を過ごすことができる喜びを
  かみしめています

 *北海道札幌市 30歳男性、右70dB、左70dB(ほぼ平坦)
  来所時の所持補聴器 : ワイデックス社カナル形補聴器(両耳)
  相談内容:同一補聴器店で2回購入、調整繰り返すも『響く音』が改善せず不快。
      改善して欲しい
  調整状況 :出力不足と増幅過大による音の歪みと低音部増幅度不足(器種選定に無理)
  補聴技研の適合調整
  ・より大きい出力の耳穴形補聴器(当研究所扱い)を両耳に作る。
  ・遠距離のため、装用時の『聞こえ方のコメント』を補聴器と一緒に送ってもらいながら
  調整を繰り返す。4か月ほどかけてようやく満足できるレベルに到達。
                      (本来なら再度おいでいただきたかった)
   ※3年後、故障時の不安解消と予備器作成で再来所決定!(これが理想の補聴器購入!)
   後に新型の耳穴型補聴器を作り(来所1回)、再調整は全て『遠隔』で距離感ゼロ(笑)。

2 「前略…カムバックしたての母はすべての音に反応し、いちいち確認しています…中略…
 聞こえなくなってからやや暫く、諦めることを強いられて意欲も低下していました。年を重ねて
 尚、希望がこれだけ人を変えることを目の当たりにして、感じることが多くあります。後略」

 *宮城県仙台市 88歳女性、右左とも48dB(ほぼ平坦)
  来所時の所持補聴器:ワイデックス社耳かけ形補聴器を所持(故障中)
  相談内容:補聴器店員の説明が腑に落ちない。
       補聴技研ホームページに『匠のニオイ』を感じて(母の)聞こえ難さを軽減して
      もらえると思い、補聴器の相談を希望。
  補聴技研の適合調整
  ・試聴補聴器2種で効果を確認後、リモコンの使える器種を選択。イヤモールド原型を採
  って、いつもの調整作業。4kHzまでほぼ平坦な聞こえ方(30dB相当の聞こえ方!)にでき、
  ご本人が積極的に音量調整するようになる。
   その後の様子詳細→“補聴器ユーザーは、こう変わった!(Eメールコピー)


3 「聞き取りの可能性が見えてきただけでも、訪問した甲斐がありました」(試聴体験のみ)

 *東京都町田市 40歳女性、右44dB,左45dB(高音が聞こえにくい)
  来所時の所持補聴器:なし。腑に落ちないため、未購入。
            貸出しのシーメンス“クール”を試聴中。
  相談内容:「普通の会話の聞き取りができれば…
   ※来所のきっかけ:補聴技研ホームページの『改善効果』に驚き、希望が出てきた。
  補聴技研の適合調整
  a 事前に送られたデータを元に、試聴補聴器を3種(両耳分)作っておく。
  b 来所当日の聴力チェック後、ほぼ同じであることを確認し、直ちに試聴比較。
   『聞こえ方を比較した結果、試聴中の“クール”を大幅に上回る効果(下記)を確認
      *クールでは大きな音が響き、明瞭ではない。2kHzまでしか使えていない(衝撃音は当然響く)
      *補聴技研の試聴器A(ハイエンド器):ささやき声が聞こえ、音の崩れ皆無。衝撃音も響かない。
      *補聴技研の試聴器B(中級器):ささやき声が聞こえ、音の崩れなし。衝撃音が少し気になる。
      *補聴技研の試聴器C(廉価版)試聴は、Bと酷似の結果が推測されたため省略。
  c 試聴器Bで『聞こえ方』を測定しながら微調整・左右差も極力揃えるお馴染みの調整。
   →→ 4kHzまでほぼ平坦(35dB相当)になり、ささやき声での会話成立。(50cm)
   *夢がかなったことを実感し、喜んでお帰りになる。「購入はじっくり検討してから
    →→後日、衝撃音の気にならない安価な器種を探し出し、オーダー待ち('12.11.21)。
    →→来所せず(丸め込まれたか?…改善されれば嬉しいが、現状を考えるとムリ)


4 「人間の声に聞こえます。頭が軽くなりました」(明るい表情になる) ('13.10.21)

 *茨城県神栖市 72歳男性。左右とも50dB(高音が聞こえにくい傾向、左右差大)
  来所時の所持補聴器:シーメンス社防水型耳かけ補聴器(密閉耳せん)、一個45万円!?
  相談内容:補聴器を使うと機械的な音声に聞こえて不快(片耳使用)。高性能器のはずが、
       頭が締め付けられる不快感。新しい補聴器でよく聞こえるようにして欲しい。
  補聴技研の適合調整(試聴器)
   ハウリングと衝撃音抑制に優れたハイエンド耳かけ形両耳で3kHzまで聞こえるように

  調整、過大な音声にも不快のないよう出力調整を施す。汎用傘型耳せんに大きな通気孔
  を開けたものを使用。
  効果;「(快適に聞こえて)頭をきつく縛っていたタガが外れた気分」と感動された。
    『騒音と多湿環境』を考慮したものをオーダー → 小型耳穴タイプに決定
    *補聴技研独自の『言葉の聞き分けテスト語表』でのチェック結果
     補聴器使用せず;67点(実器完成時に実施)
     試聴器使用時;実施せず。実器で78点。「とてもよく聞こえる」とのこと。
     問題点;眼鏡店の知識不足が余りにも著しく、通気孔(ベント)の調整を知らない。
    *オーダーされた補聴器での成績は… →→ここに(症例20)
     45万円が完全に無駄となったことが判明。10回以上調整しても一向に改善し
    ない商品を売った無知な補聴器店の責任はどうなる?  金返せ〜〜!!


5 「今までのより遙かによく聞こえます。特に音楽の聞こえが嘘のように改善されています。
 (中略)高音の切れがもう少し欲しい
  再度来所し再調整 →「前よりとても改善されていると思います。有り難うございました」

 *千葉県千葉市 70歳男性、右53dB、左69dB(ほぼ平坦)
  来所時の所持補聴器:フォナック社耳掛け形補聴器(右耳)
  相談内容:「周波数が合っていないラジオのような、高音の濁声のような、非常に響く音が
       強く、言葉は取れるが我慢して使用」、「調整を何度かしてもらったが(今度は)
       低音が強く、言葉が不明瞭」
       →「適合具合を知りたい。言葉がもっとハッキリ聞こえ、音楽を聴きたい。他」
  調整状況:低音高音共に不足の、潤いと明瞭性に欠ける音質。
        聴力データが不正確で調整の根拠も不明。
  補聴技研の適合調整
  ・8台の候補から調整機能に優れる器種(両耳分で所持補聴器より安価)を選定し調整。
            →→4kHzまで平坦な「聞こえ方」に近づけることができた。
  ・聴力の厳しい左耳にも調整で右耳の聞こえ方にできるだけ揃える(※)。
               (※左耳250Hzの「聞こえ方」は不足気味)


 「言葉の聞き分けが多少できるようになった。摩擦音も感じられるようになった

 *茨城県水戸市 40代男性、右95dB、左95dB(低音がよく聞こえる)
  来所時の所持補聴器:フォナック社高出力ディジタル耳掛け形補聴器(右耳)
  相談内容:「言葉が周囲の音と混じり、ハッキリ聞こえない。担当者の調整効果が
       いつまでも現れない
  調整状況:低音(500Hz)ばかり聞こえて不明瞭。独自の調整機能も十分活かされて
      いない。
  補聴技研の適合調整
  ・所持補聴器を取り扱っているため、『聞こえ方』を測定しながら2kHzまでできるだけ
  聞こえるように調整。
  ・『サウンドリカバリ』調整で、3〜4kHzの音を感じられるように調整。
   ※本来なら左耳にも装用していただきたいところだが、未実施。価格がネック?
         *2014年から他店購入補聴器の調整は廃止しました。ご購入店でどうぞ。


7 「こんな調整方法はどこもやっていませんね。聞こえ難い理由がハッキリ解り、ようやく納得
 できました」

 *埼玉県越谷市 40代男性、右65dB、左56dB(2kHzが聞こえ難い)
  来所時の所持補聴器:シーメンス社ディジタル耳掛け形補聴器、細いチューブタイプ(両耳)
  相談内容:「言葉がハッキリ聞こえない。店員は新型を売りつけようとするばかり
  調整状況:500-1.5kHzだけが平坦に聞こえ、肝心な高音域が聞こえない音質。
       これでは中国製通販集音器(\3,980)並み(?)の聞こえではないか?!
       価格は両耳で30万円以上…。しっかり調整されたとは絶対に思えない
  補聴技研の適合調整 :(両耳分20万円以下の耳かけ形補聴器を選定)
  ・調整機能に優れる上記器種で聞こえ方を測定しながら4kHzまでほぼ平坦な聞こえ方に
  近づける。
  ・左右の聴力に応じた調整と『両耳バランス調整』。
   ……補聴器を耳につけて測らないと絶対に判りません
     → 小声での会話が十分できるようになり、直ちに購入希望!
     → ほぼ4年後、予備器として再度ご購入。価格がほとんど変わらず、ハウリング
      リスクまで解消した補聴器を入手。毎度ありがとうございます。(2018.5)


8 「カラオケに歌を合わせられて楽しい。左耳も聞こえるようになって驚いた

 *栃木県内某市 50代男性、右83dB、左96dB(低音がよく聞こえる)
  来所時の所持補聴器:オーティコン社高出力ディジタル耳掛け形補聴器(右耳)
  相談内容:「言葉がハッキリ聞こえない、再調整もしてくれない。店員の説明が
      信用できない

  調整状況:低音ばかりの、こもった不明瞭な音質。「調整した」とは思えない。
  補聴技研の適合調整
  ・調整機能に優れる別器種で聞こえ方を測定しながら2kHzまでできるだけ平坦に。
  ・聴力の厳しい左耳にも聴力に応じた調整。できるだけ両耳バランスもとる。


9 「よく聞こえるようになって補聴器が耳にあるのを忘れるほど。ささやき声まで
 聞こえ
て嬉しい

 *栃木県内某市 80歳女性、右100dB以上、左55dB(ほぼ平坦)
         *生まれて初めての補聴器装用
  来所時の所持補聴器:なし(購入していないで、本当に良かったと思います)
  相談内容:店員の説明が腑に落ちない。ホームページの『力強さ』に惹かれた」
  補聴技研の適合調整
  ・試聴補聴器で効果を確認後、当所のデモ補聴器(耳かけ)で「聞こえ方」を測定し
  ながら調整する。→3kHzまでほぼ平坦な聞こえ方(25dB相当の聞こえ方)にできる。
  ・右耳聴力の厳しいため総合支援適用可能となり、補聴器1台交付も決定した。
                 ⇒⇒故障時にも安心の『予備器』までゲット!


10 「リオネットとは全然違い、よく聞こえて楽」(表情が急に明るくなる) ('13.5.23)

 *栃木県内某市 37歳男性。左右とも59dB(高音が聞こえ難く、2kHzが80dB)
  来所時の所持補聴器 :リオネット超小型耳穴補聴器を所持(紛失直後)
  相談内容:三上の技術チェックも兼ねた(?)補聴器試聴(効果があれば購入を考える)
  補聴技研の適合調整
   ハウリング抑制に優れたハイエンド耳かけ形両耳で4kHzまでほぼ平坦な聞こえ方に
  調整、過大な音声にも不快のないように出力調整を施す。
   耳せんは汎用型(傘型のイヤチップ)に通気孔をつけたものを使用。
  効果;「今まで想像したことない別次元の快適な聞こえ」に驚かれた。
    「騒音があっても分離して聞こえ、聴くのが楽」→直ちに購入決意。
   *独自の「言葉の聞き分けテスト語表」によるチェックでは下記の通り。
    補聴器使用せず;聴き慣れている耳でも僅か9点。(音声の断続変化しか判らない)
    試聴器使用時;摩擦音もほとんど誤りなく聞き分けられ、いきなり95点を記録。
     注;医師紹介の補聴器専門店で作られた補聴器が、余りにもひどすぎた
   *オーダーされた補聴器で後日行った成績はなんと100点でした。


11 「両方よく聞こえ、音楽もきれいに聞こえます」(突然泣き出す) (2015.06.11)

 *栃木県内某市 50歳男性。左右とも80dB前後(3歳時に失聴、左右差が大きい)
  来所時の所持補聴器:リオネットアナログ耳かけ補聴器(右耳だけ)、10年使用
  相談内容:ディジタル補聴器を同一店で試したが、ちっとも聞こえない。
       店員は十分な調整もせず(10分位)「ムリです」と突き放した。
       愛用者の助言・紹介により来所、新たな補聴器に一縷の望みを託す。
  補聴技研の適合調整(試聴器データを元に購入器を作る)
   総合支援適用ディジタル耳掛け形補聴器両耳で3kHzまで十分聞こえるように適合
  調整、過大な音声にも不快のないよう出力調整を施す。左耳にはインスタントイヤ
  モールド
を作って、ハウリングなしの調整作業が完了。様々な音源で「良い聴こえ」
  を体験していただく。データ的には十分適合していると推定。
  結果;ご購入を即決(両耳)、臨時の耳形も一緒にお持ち帰り

  *47年間のつらい思い出が蘇って感極まったのか、彼の眼から涙が…私も感激!!
  これほどの説得力は所長初体験。補聴器職人冥利に尽きました。

   両耳で聴くため、新たな補聴器両耳分とインスタントイヤモールドまでお持ち帰り。
  勿論イヤモールド採型済み。何度も目を潤まされておられたのを今も忘れない。


12 「うわー、音楽がこんなにきれいに聞こえるんですね」(満面の笑顔) (2016.08.23)

 *栃木県内某市 68歳女性。右69dB、左64dB(ほぼ平坦だが、右250Hzが厳しい)
   (視覚障碍1級、元は音楽教育関係でご活躍されたとか。『聴く力』が凄い。)
  来所時の所持補聴器:リオネットディジタル小型耳穴補聴器(両耳)、4年使用
  相談内容:補聴器を長く使うと『頭の芯』が痛くなって苦しくなる。何とか聞こえるが、
      もっと『耳に優しい音』が欲しい(補聴器店で相当厳しく熱望されたそう)。
      *音のきれいな補聴器を主張する補聴器メーカーを必死で探し、窓口担当者から
      『補聴技研なら作れる』と助言・紹介されて確信。最後の望みを託して来所。
  補聴技研の適合調整(試聴体験での快適な聴こえが補聴器購入に!)

  *電話の相手の声を聴いただけで年齢が判ってしまう凄い聴力の持ち主! さらに電池の
  銘柄で聞こえの違いが判ってしまう方。この方もズバリ『補聴器ソムリエ』です。

   そんな方が必死でお使いの補聴器は、役には立つが不快な強大音の出るディジタル耳穴
  形。良く聴こうとボリウム最大にして…うるさい音と苦悩ばかり拡大。試聴器を作る前の
  聴力測定でパニックになり、時間をかけて行いたい精密な測定を拒絶されてしまった。

   今までの苦悩を表現していたのだろう…説得を重ね、何とか受け入れていただき、測定
  結果を得る。それを基に低音の豊かな試聴器を耳につけていただくとたちまちパニックが
  消えて笑顔が爆発
。…『本物』に出逢えた瞬間。

   「頭の芯の痛みが消えました」とも答えてくれて微調整も受け入れ、「補聴器を作って
  ください」と前向きの姿勢に急変。イヤモールド印象もしっかり採れた。

   約10日後、オーダー器をつけて微調整。過大な音声の不快なし。左右差が想像以上に
  大きいうえ、左耳は詰まった感じが出た。左用は『ベント』拡大対応で解消した。時間が
  かかるのを嫌う傾向が出て苦労したが、だんだんよく聞こえる実感が長時間の調整を受け
  入れる力に変わった。予定していた『耳掛け形HDステレオ磁気ループ』の試聴にも感動
  していただき「凄い!“ステレオ”はいらないですね。こんなによく聞こえて夢のよう」
  と、様々な音楽を楽しまれた。講演もよく聴かれる方なので、その対策もあるのをお伝え
  すると、これも感動と共に受け入れられた。

   リオネット補聴器の性能と、調整した技能者の知識共に低いことを知らされた。期待を
  裏切る製品を買わされた該当者の苦痛は計り知れず、この店は詐欺を働いたことになる。

  ライフパターンに最適な『完全武装』が完成。高性能器選定によりハウリングも皆無に。
  聞こえないはずの高音を感じられる調整まで実現。40万円近くなったが十分ご納得・
  ご満足していただけた。 見えない彼女に『聞こえる光明』を提供できたことは最高の名誉。
  本当に嬉しくなって、彼女とともに喜び合った。


   全て完了後、紹介くださったメーカー担当者に直接電話していただく。しっかり話し
  合え、満面の笑顔。「対応してくれた担当者は紹介してくれた方と違って若いですね」
  と、年齢の違いまで当ててしまった…貴重な体験。この瞬間まで合計6時間位。

   所長初体験の『視覚障害の方への補聴器創り』が成功し、依頼された期待にも十分
  応えられた。『聞こえの研究』を続けてきた甲斐があって嬉しかった。→関連(11)

  *これには後日談があり…
   ある調査研究で「栃木県内で販売された補聴器のほとんどすべてが調整不良だった」。
  わずか1例だけ『適合』だったそう。ここに紹介した方がこの方だった。調査期間を調べ
  たところ、ウチで販売する前の補聴器だった。上で紹介した通り、調整不良の補聴器を
  『適合』としていたわけで、その施設での補聴器適合基準の甘さが露呈。上述の通り、
  「本当に適合」となったのは補聴技研に来てからだった。またあきれた…


13 「自然な聞こえで、昔の聞こえが戻ったよう」(試聴器に驚く) (2017.03.10)
  栃木県内某市、48歳男性。右は重度で補聴器が役立たず、左(39dB)に耳掛け形補聴器使用
  来所時の所持補聴器:マキチエ耳かけ補聴器(2個目も)
  相談内容:補聴器を使ってもほとんど役に立たない上、特定の音がうるさくて不快。買い
  替えた補聴器なのに… 3年以上も通院している施設の担当者は、悩みを受け入れてくれ
  ない。「『補聴器外来』には、もう行きたくない」とも言われる。
  補聴技研の適合調整(某施設の強引な扱いを再確認、試聴器の『音』が感動を呼び起こす)
   ご本人が自身の聞こえを知らないことにまずあきれる。なぜ『症状』を知らせられない
  のだろう。聴力の把握をしっかりしていたのだろうかとの疑念も感じられる『平坦な音』
  で慣れさせる強引な手法。この方は2kHzの聞こえが正常に近いのに…担当者(医師も含め
  て)の処方がひどぎる。補聴器フィッティングを語る資格なし。→関連 (Case 32)
   いつもの手順で試聴器を作って試聴→→→たちまち『感動の声』を引き出した。
   →「人工的な音ではない、自然な聞こえ」
   →「明瞭に聞こえる一方、どんな大きな音でも不快に聞こえない」

   自己紹介・聴力測定・説明・微調整を含めて3時間で完成後「今すぐ欲しい」の声。
   ご購入後、「明瞭で快適だが音量感不足」との改善を依頼され、再調整。想定内の依
  頼だった。合計5時間で済んだ。片耳だけでもこれだけかかった。3年以上『患者様』
  から違和感を訴えられても軽減できないようでは、専門の医師と言えど許せない

   達成感を十分味わえて満足できた経験を絶対に公開するべきだと思った。補聴器供給
  の不正を少しでも減らしたいから。来所された方の勇気(協力)に感謝!!


14 「異次元の聞こえ方です。いいですね〜」(購入補聴器、再調整1回で) (2019.12.09)
  兵庫県内某市、70歳男性。買い替え時に補聴器店で余りの高価格(100万円以上!)に驚いた方。
  来所時の所持補聴器:シーメンス外部レシーバ耳かけ補聴器(74万円)
  相談内容:ハイエンド補聴器を迷わず購入したが、何度調整してもらってもよく聞こえない
  改善を期待して再び同じ店に行くと今度は猛烈に高価な器種を紹介されて不安になった。
  ネットで検索して偶然補聴技研を発見して相談、遠方ではあるが可能性を夢見て来所相談。
  補聴技研の適合調整と結果;
   『試聴〜オーダー〜引き渡し』を2泊3日で。試聴器で効果を実感されて受注(59万円)。
  日常生活ですぐに役立って喜ばれたが僅かな不具合が残った。3カ月後、不具合解消法を
  提案して再調整を実施。報告に基づいて調整した試聴器を送り、聞こえ方の変化を伺う。
   ほぼ改善したことが判明し、購入器を送ってもらって1dBまでこだわるきめ細かな再調整を
  行った。購入されたワイヤレス応用機器も再調整。結果は下記の通りで、3年後も快調です。
  3年半が経過したときに新型器をご購入。今度はハイエンド器。ところがなかなか合わない…
   『音の出口(スピーカ)』を少し弱いタイプで合わせようとしたら、期待した『音色』に
  作られなかったのが原因。前のと同じスピーカで難なく適合。もしかしたら調整プログラムに
  バグがあるのではと想像した。

   「良く、いいえ"素晴らしく良く聴こえます!“  テレビの音もとてもクリアに聞こえます。サウンド
  クリップも試してみましたが、“ズドーン”と頭の芯に聞こえてきて、異次元の聞こえ方です。いいです
  ね〜。 三上さんのより良い聞こえを届けたいという熱い思い、確かに届きました!」

   …購入時と再調整で合計3回で作れた『感動の聴こえ』。私は『異次元の…』に感動!


15 「一番望んでいた、人の会話が本当にストレスなく聞こえています」(試聴器調整1回で) ('19.3)
  奈良県内某市女性。補聴器使用は生まれて初めて。
   聴力検査で難聴が確認されてから30年以上、聞こえ難いまま苦労されておられた方。
  「…会話で相手の声が聞こえ難く感じて生きてきました。声の小さい人、騒音の中での会話
  などは何度も聞き返すのが心苦しくなり、聞こえているふりをして周りの人の反応に合わせて
  驚くふりや笑うふり…。本当のコミュニケーションを諦めて生きているのが残念でした…」
  相談内容:補聴器購入。誠実なコミュニケーションができるようになりたい
  補聴技研の適合調整;“14”の方と同じ補聴器をご購入
   約3時間ほどかけて試聴器による装用効果を測定しながら微調整。本人の望んだ効果がすぐ
  得られて喜ばれる。問い合わせの時に送られたオージオグラムのデータが随分違っていたため
  補聴技研で測定したものを基に調整を繰り返した。早くも受注2日後には、ご本人の耳に実器が
  つけられ『感動の聴こえ』が届いた。キャンペーン割で若干安価(55.7万円)。日常生活ですぐ
  役立ったが耳に入る部分の合わない不具合があり、交換して解消。現在はスマホを最大限活用
  して『聴こえ』を楽しんでおられる。3年半を超え、いよいよ電池交換か。('24/07)

  *装用初日から数日間の様子をメールの抜粋で紹介します。調整者として本当にありがたい
  コメントが綴られています。感謝感謝!

   「毎日毎日補聴器をつけて生活しています。つけているのを忘れるくらい自然です。(中略) 会話の
  キャッチボールをこれからずっと楽しめる、そう思うと本当に嬉しいです。栃木へ赴くのはドキドキし
  ましたが、その甲斐があったというものです。(中略) 初めてつけて外出した日、外でマスクを外した
  時に落として紛失しかけ、探している間は生きた心地がしませんでした。(後略)」



 **聴こえる喜びを手にされた方々には、次の3条件が必ず揃っています**
   ・ご本人良い聞こえを熱望しておられる
   ・購入できる経済的ゆとりを作り出せる(逆に「要注意」かも知れません?!)
   ・来所実現に理解ある家族の支えがある(例;同意・送迎・付添いしてくれる)
    *さらに…「効果を熱心に紹介してくれる友人の努力と支え」も必須ですよ!

  「ラチを開ける」にはご家族の理解・協力が不可欠! 良い聴こえは支えがあって初めて
 作られるのです。『4拍子』揃えられた方は本当に幸せだと思います。
                 →→ラチを開ける鍵は家族・友人が握っています!



  ※詳細は『所長の怒り 」に!  調整技術(臨床例)はこちら

  調整時のお客様の変化は?    ホームページ目次へ戻る