更新;2025/03/30
補聴器購入は大抵こんなパターン…6つの危険な入口
*1 新聞広告を見て…“素晴らしく聞こえる補聴器”が毎日紹介されて…
・時々聞き取れず、聞き返しが頻繁になった方が小型耳穴形補聴器購入を検討
新聞広告(通販)の説明に惹かれ「この値段ならダメ元で買ってみよう…」
→聞きたい音が聞こえず、ピーピー音ばかり…やっぱりダメだった…
*ダメだった原因分析;
「補聴器は歯の治療と同じ」です→通販で歯を治せますか?
・聞こえ難さの不明な耳に調整無視の補聴器では、絶対に合うわけがない。
→聞こえ方を詳しく調べて、それを巧みに補正する音作りの作業が大切。
・聴こえの把握と調整の全くない『通販の補聴器』が最初から合わないのは
当然と肝に銘じるべきです。どんなに安価でも間違いなく『ダメ元』だ!
*まぐれでぴったり合う確率は“宝くじ並み”?→ほとんど当たらない
*補聴技研のベストセラー耳かけ形補聴器まで新聞に『売られ』ていた。
*補聴器そっくりのカッコイイ『集音器』がたくさん登場!物凄く安い!
→いずれも無調整ですよ!!送料込みで1万円以下でも高い!。
*2 近くの眼鏡店(補聴器も販売)で…最近は『資格者』がいて心強いが…
・聞き返しが頻繁になって「難聴になったかなあ…」と考えた方が…
?眼鏡チェーン店の「無料補聴器お試し」を経由して
「目立たない補聴器がいいですよ」と、無料で試聴器を借りて1か月…改善の
実感が薄く、馴染めない。何度か調整を受けるが、改善が不十分。そのうちに
試聴期間が終了。印象に残る助言は「慣れて」だけ。1か月も無料で使わせて
もらって申し訳ないので、助言を信じて購入してしまう。
→いつまで経っても言葉が聞こえ難く不明瞭…「…私の耳は難しいのか…」
?同じく、近所の補聴器兼業店に相談した方の例
『試聴』から「作る」ことになり、前金を支払ってしまう。役に立つレベルに
いつになっても到達せず、繰り返される再調整も効果少なく…
→腑に落ちないでいるうちに「残りをお支払いください」と言われて不安になり、
所長に相談、消費者センターへ相談することになる。
…しかし「一部でも支払えば売買契約成立」。合わなくても法的に残金を支払わ
なくてはならない…「難しいから」と、猛烈に高価な補聴器(両耳100万円!!)を
勧められることもある。前金を支払ってしまったあなたが結局悪い…クッソー!
*ダメだった原因分析;
・聴力データを無視した小さな補聴器では「痛くもかゆくもない」?
…たとえば低い音の聞こえ難い方に、低い音の出ない調整では…(よくあります)
→補聴器は歯の治療と同じ! 真の専門家だけが作れることを知るべし!
(高価な器種を最初から勧める業者は、金儲け優先のインチキ業者だ!)
*補聴器は宝石店や農協でも購入可能…ちゃんと適合調整できる?…ムリだろ。
*ウチの顧客にも眼鏡点検をきっかけにその店で購入してしまった例がある
⇒結構よく聞こえてよかったが、その価格(両耳)にびっくり…50万円。
3カ月後に補聴技研で作れば両耳分23万円で作れた!(2018.11)
*眼鏡も販売する店は電池の安さで客を集めることもあります。要注意!
⇒電池は安いが、補聴器はめちゃくちゃ高い!!
*『無料貸し出し』は、高価な補聴器を売り込むワナだと、用心しよう!
⇒1か月も無料で借りた相談者はそれなりの義理を感じてきて、ほぼ購入
することを知っているからできるのでは…無料で借りた後に断れますか?
※様々な不快項目を排除し、小さな会話音が聞こえて大きな音も響かない
補聴器を作る調整作業(中等度難聴者の場合)は平均3時間もかかっていま
す。そんな補聴器を貸してくれるなら、よい聞こえに納得できるでしょう。
※購入してもらえないことを前提で、そんな手間暇と高度な知識・技術を
要する仕事を無料でできますか。……そんな補聴器をタダで貸してくれる
お店があれば、ぜひ頑張って探してください(苦笑)。
*大型量販店内にまで『補聴器専門店?』が出店;高性能補聴器が衝撃価格!
⇒「買い物ついでに補聴器フィッティング」ですか…聴力測定から補聴器調整
完了まで、そんな「ちょっとした時間内」にできるとすれば“カミワザ”。所長には
ムリ…『人間』なので。そんな時間(※)ではできません。
※聴力測定だけでも20分はかかっていて…後の想像は自由です。
*3 耳鼻科医に相談して
…例外なく『出入り業者』を紹介される…怪しい連携。
・TVで「聞き返しが頻繁になったら、まず耳鼻科へ」と知った高齢者が…
→聴力検査結果判明後「補聴器ならこの業者に」と紹介される。業者は試聴器を貸し
てくれたが、つけた瞬間から大きな違和感が襲う。試聴器で様子を見ることは非常に
理想的に思えるが、調整精度と器種選択が十分でない環境では聴こえる喜びは一向に
訪れない。(私は調整時間30分では絶対に合わせられません)
*せっかく貸してくれたのだからと…腑に落ちないが断るのも心苦しいので…購入。
→高い価格と「言葉が不明瞭、聞きたくない音ばかり」に意気消沈。調整不足も原
因と気づけない。「慣れて」と言われ続けてきたし…一層憂鬱に。
*ダメだった原因解説;
・詳細な聴力も『補聴器を付けた聞こえ方』も測定しないで試聴させることにムリ
がある。こんな補聴器を借りたところで日常生活で役立つわけがない。
・複数の業者に調整技術を競わせる環境が全くなく、より良い補聴器の選択の余地が
ない。難聴児教育施設でも見られ、『言い値』で売りつけられかねない恐れがある。
*『納得の快適な聴こえ』に永遠に到達できない補聴器をご購入の方にご提案
→聴力チェック・補聴器調整に750,1.5k,3kHzの測定を追加すれば“ボロ”が見える!
さらに『よく聴こえる補聴器』も体験できます…補聴技研なら。
*4 補聴器外来に相談して(難聴でお困りの方が続々…いつまでもラチが開かない)
・「難聴が気になったら、まず補聴器外来のある耳鼻科へ」と知った高齢者…
→聴力検査を受けた後、『言語聴覚士』がそれなりの調整を済ませた補聴器を準備。
「これをできるだけ長時間使って慣らす(脳に覚えさせる)こと」と医師から指導されて
つけた瞬間、大きな不快感と耳閉感(自分の声が異常に響く)に襲われた。
耳に自然な音質とは到底感じられず、小さい声は聞こえても大きい音はガンガン響いて
快適さなんて一つも感じない…こんな補聴器に慣れるなんて絶対ムリだ。
→言葉が聞き取れず、聞きたくない音ばかり聞こえる。聞こえ難くても、使わない方が楽。
いつまでも出口の見えない通院も重なり、生きる気力まで低下しそう…
あまりにも残酷で思いやり皆無の『聴覚リハビリテーション』⇒これは『特訓』?
*ダメだった原因究明;
詳細な聴力データも『補聴器を付けた聞こえ方』も測定せずに慣れさせようとする
ことは共通らしい。それ以前に、自然な音質を作れない器種を選んでいたのは酷い。
「最初から無理」の典型例に、担当者にはそれが理解できていなかった。各地で立
派な講演もされる方がこんな低レベル。こんな調整では『日常生活でずっと使いたい
補聴器』には永遠に出逢えないだろう。徹底的な調整をしてもなかなかなじめない例が
あるを経験している所長はこう思う…担当の耳鼻科医師ご本人が難聴になって、初めて
『調整不良の苦しみ』に気付くだろう…だから改善は無理です。
*調整の概要は…
単に大きくしていただけ。音質調整の痕跡すら感じられない。調整精度を云々する
以前のレベル。調整に1時間以上かけられない環境で『自然で快適な聴こえ』を望む
ことは到底できるはずなく、私にはムリ。補聴器創りは大規模な外科手術に相当する
ほど繊細な調整項目と作業があるのですから。
この問題を裏付けるかのように、ある年の学会誌(*)に麗々しく『補聴効果ゼロ』
のデータを掲載した論文を発見。補聴器が全く役立っていないことに査読者まで気づけ
なかったとは…これは日本の恥。同じ学会員としても実に恥かしかった(*2016.7)
*参考資料;これは動かせない事実です
→満足していただける補聴器を作るには、調整スピードをどんなに上げても最低
2時間くらい掛かります。良好な結果(聴こえる感動)創出の最低条件です。
→→『補聴器の非常識』4;『試聴器づくりでも6時間』
…某メーカーの方によれば、所長の補聴器調整時のPC操作は驚くほど速いと
言われています。それでも2時間では精密な調整ができません(本音です)。
※『聞こえ方』の測定器は市販されていますが、きめ細かな測定ができず、結局
“適合率100%”になりやすい。その不備を誰も指摘しません。こんな貧弱な測定
器を使用している間は、いつになっても補聴器ユーザーの微妙な聞こえの特徴
を検出できません。
所長はこの不備を1980年から批判し続けていますが改善の気配は一切なし。
磁気ループ同様、永久に改善されないのでしょう。不備を指摘する者がたった
1名では最初から無理。難聴者が困っても業界は困らないので、改善は永久に
できません…悲しい。
*5 インターネットで検索して…真剣にお困りの方の行動力は凄いが…ワナが待つ
・『集音器』と『補聴器』が混在。補聴技研もここにいるが、なかなか辿り着けない。
→補聴器専門店で痛い思いをした方が集音器に向かう一方、難聴と無関係な有名人の
CMにつられ、該当補聴器を扱う専門店のホームページに向かう方も…問題をはらむ
『補聴器販売者』ばかり優先表示される皮肉にあきれる。真実を知らない者には『助
ける・助けてもらえる』幸運に巡り合える日はいつになっても来ないのだろうか…
*肝心な情報の見えないCMを盲信
全国に支店を多数展開している補聴器販売店はメーカーCMをあてにして補聴器
調整の手を抜く。(努力しなくても補聴器は売れるのだ、ワッハッハ。)
……『1人のお客様に3時間近い徹底調整』などバカバカしい?
*毎年発売される『補聴器の本』は当たり障りのない説明ばかり…
著者には申し訳ないが、間違いない補聴器購入チェックにはほとんど役立たない。
手に入れられるのは、あまりよく聞こえない補聴器…「慣れて」と言われ続ける。
高齢者に途方もない負担をさせていた悪徳業者が掲載されていたこともある。
……『よい聴こえ』は永遠に掴めない。ネット上の記事は綺麗ごととウソだらけ。
※非常に小さく書かれた『効果には個人差(これが本音)』で説得(?)される(笑)
*6 電話相談された補聴技研…こんな方も…『危険』に出逢ったのは所長(笑)。
・予約当日の来所なし(ドタキャン)。補聴技研の厳格な『予約規定』にご立腹。
*ユーザーの紹介なので信じたのが誤りの元。来所予定日に準備して待っていたのが
バカだった。もう相手にしないと心に決め『お人好しモード』を削除!
「問合せの瞬間から準備を始めるくらいでなければ、聴こえる補聴器は作れない」と
こだわる所長こそ愚の骨頂だったと猛省…悪いが、「人を信じちゃいかん。疑え!」と。
*一般の店は予約なしがほとんど。一応“認定補聴器技能者”がいて、チャッチャと
調整を済ませて販売。「予約」の必要性を感じないのでこんなことは起きない。
一方、補聴技研では予約が原則で来所時刻は厳守。次の予約者に迷惑をかけない
配慮のため。所長が紹介者を信じて来所確実と当日待っていたが…
⇒来そうもないので電話をすると…「行くとは言っていなかった」。来所の確認を
せずに待ち「来られない場合は早目に連絡して欲しい」と抗議した所長がバカを
みた…後味が非常に悪かった。当人は補聴器の真の御利益を知らず『頑固爺』で
一生を終えるだろうと推測。「あとはどうぞご勝手に!」だ。
補聴技研に来所・ご購入された方だけが『笑顔』をお土産に帰られているのは、紛れも
ない事実です…信じていただけない方には、どうぞ別な補聴器専門店で。
『ドタキャン者』は当然ブラックリスト入り。真剣でない方に補聴器の重要性を
知らせる意義は全くありません。その方がかつて訪問した店の調整技術をつかめた
ことに感謝して終了…とは言え「補聴器創りをバカにするな!」と心の中で叫んだ。
*最も気掛かりなことは、「本当に知りたい情報が見つからない」こと
・補聴器のカタログを見ると綺麗ごとばかり書かれていて、知りたい情報がみつからない。
表紙に近い部分には「素晴らしい効果」が、時には有名人の写真と共に並べられている。
「効果は個人差・聞こえの程度で変わります」等、肝心な部分は最も目立たない裏表紙に
小さい文字で表記。調整の苦労は軽視され、合わなければ合法的言い訳で逃げる。購入後に
不具合に気付いても『個人差』で逃げられるという、見事な配慮!…お店には嬉しい(笑)。
→→「補聴器を付けて“聞こえ方”がこう変わった」データがほとんどない。
…この問題に愚直に取り組む所長はいつも苦労している。これは当然。
*上記の入口には全て重大な問題がありました!
だから『きこえ』を正確に調べ、『補聴器の音』を個々の耳に正確に合わせよ!
*難題解決関連ページへの入口は↓↓ …全て本音です。
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