更新;2025/09/29
人生を変えるほどの補聴器をできるだけ安価に作りたい所長ですが、提供できる補聴器は
必ずしも安くありません。補聴技研は『両耳で聴く』を原則としているため、最低ランク
器種(使用目的に十分応えられる)を選んでも10万円では作れません。この説明だけで補
聴器購入をやめる方が沢山…。安価な補聴器でも『感動の聴こえ』創りに向けて必死で
調整していますが、『きこえ』の価値観を変えるのは容易ではありません。新聞に沢山
掲載されている『安い補聴器』も、購入に大きなブレーキをかけています。
*補聴技研では最初に聴力を精密に測定します(※)
『きこえ』はとてもデリケートです。調整抜きでは納得の改善はできません。だから
使いたい方のきこえのデータを極力精密に把握しなければなりません。得られた結果を
基に、長年の経験で得られた『心地よい聞こえ』を設計します。個人ごとに異なる聞こ
え方に合わせるには、予め調整した試聴器であっても耳に付けて調整を繰り返します。
考え得る最良の補聴効果を引き出せるまで、精細な調整が続きます。終了後にお渡し
する資料には装用効果が明示(⇒3)されて、とても理解し易く作られています。「腑に
落ちない」結果であれば販売できません(笑)。(※事前の耳鼻科通院・聴力検査必須)
有効性はお客様自身の正直な印象で容易に確認できます。印象では具体性に欠ける
部分を『装用閾値』などで明示して補っています。音の高さに応じた細かな調整作業
には時間がかかり、特に最初の調整では3時間でも足りません。お客様にまで大きな
負担をおかけしますことを、どうぞご理解ください。
*適合困難例では購入の決断が出るまで4時間かかりました
相談者には『腑に落ちない結果』に見えましたが、これが精いっぱいでした。僅か1dB
変えただけで聞こえ方が激変したのです。相談に見えた方は、厳しい現状を受け入れて
くれません。期待が大きすぎたのです…期待には到底応えられないので販売できません。
私の方から販売をお断りしました。地元業者も調整・相談に何年も難渋していたそうで、
4時間もかけた試聴実験は非常に速かったのです。感覚細胞がほとんど死滅した状況が
推定され、人工内耳適用しかないだろうとお伝えしました。('20/09/26)
執拗な売り込み(※)は原則として発生しないことがご理解いただけましたか。精密な
調整にこだわる補聴技研では、完了までに膨大な時間がかかる傾向があります。そこで
料金規定を細かく明文化しています。こちらをご覧ください ⇒ 補聴器相談料金
※“相談料”はかかりますが“実際につけたきこえ”の資料が手に入ります。近くの
補聴器店で購入する場合の強力な資料になります。言うまでもありませんが、ホーム
ページを見ただけではここまで詳細には説明できません。⇒⇒3
「今まで一体何だったんだろう」のコメントに象徴される通り、補聴技研にわざわざ
出かける価値があると所長は確信しています。隅々までご覧いただくだけでも、近くの
補聴器店で相談する際の予備知識として十分お役に立てられると思います。
*“コロナ”は未だに収束していませんが、本気の方をお待ちしております(感染防止を!)。
*重要事項:『補聴器づくり』に使われる時間の無駄を極力減らす
*おいでいただく前に、必ず耳鼻科受診をお願いいたします!
耳垢などが詰まっていたりすると正しい効果を体験できず、再来所いただくことに
なります。イヤモールド採型もできず時間と交通費の無駄になり、わざわざ訪問した
意味がなくなってしまいます。未然に防止するため、相談の前に耳鼻科で聴力検査を
受けることをお願いしています。その結果、来所されなかった方も(失望)。
補聴技研でも聴力測定をしますが、比較するうえで耳鼻科のデータが必要です。
耳鼻科での聴力検査を忘れずにお願いいたします。このデータから補聴器を設計して
います。データがないと当日測定となり、時間が余計かかります。これでは相談者も
困りますし、「耳鼻科医師の指導のもとで補聴器を作る」原則からも外れます。相談
前に『聞こえ方のデータ』を必ずお知らせください。
実際に耳垢が原因で聞こえ難かった方がおられました。相談の電話があった時、
まず耳鼻科受診をお願いしました。少しして「耳鼻科に行ったら耳垢詰まりを取って
もらって聞こえるようになりました。申し訳ありませんが予約取消させてください」
との電話が来ました。これは仕方のないキャンセル。聞こえるようになって本当に
よかったと思いました。
*こんな事件も
補聴技研のユーザーが某眼鏡店(補聴器も販売)で眼鏡の点検に行きました。所持
していた補聴器が偶然壊れました。少し前から聞こえ難かったそうです。目ざとく
発見した店員が試聴器を紹介、意外とよい聞こえに感心して借りて…
●買っちゃった…中耳炎で鼓膜の動きが悪化、一時的に聴力が低下したらしい。
まずは耳鼻科通院なのに買っちゃった(結構高かった)⇒⇒4に関連情報
それなりに快適な聞こえだったのは評価できても、治療の可能性を無視して
補聴器を勧めるとはいかがなものか…これが『認定技能士』の手口? 店には
客が次々と相談に来ていたそう。耳鼻科検診なしの補聴器販売は不適切です。
心配になりました。でも…購入の決断はご本人。余計な詮索はここまで。
前置きが長すぎましたが、精密な調整作業には長時間を要して相談者にも大変な
負担をおかけします。くれぐれも万全な体調でお越しください(データ持参で!)。
**次の受付規定を十分お読みのうえ、慎重にご検討ください**
1 電話だけでの無料相談対応はしておりません(仮予約は可能…内容は手短かに!)
→このホームページの関連情報ページを見ていただければ十分間に合います。
わざわざ来所されなくても納得できるうえ、お金が一切かかりません!
*『本気』でしたら、予約手続き(送金⇒3)を5日以内にお済ませください。
⇒⇒⇒ もう一度 メニューページ か、 『問い合わせ』
2 仮予約後、正当な理由なくキャンセルされた方には以後の受付を永久停止します
→地元に補聴器店が沢山あります。そちらでじっくり納得ゆくまで相談を。
…でも、こんな事例を経験していますよ… ⇒『浮遊霊』?
3 相談受付決定は『体験技術料入金』で確定させていただきます
→相談日には徹底的な『聞こえ体験』で効果を味わっていただきます。
(3時間まで\9,000)。ご購入の有無に関係なく調整関連の資料を提供させて
いただきます。つまり、お支払いしたお金は決して無駄になりません。
※実はこの段階でも取りやめる相談者が大半…来所者が極限まで絞られます。
*提供資料の調整データは地元補聴器店訪問時に必ず役立ちますよ!
⇒ 来所される方の特徴 …ご相談はご家族で十分検討後に。
4 貸出補聴器はありません…試聴実験で装用効果が十分見通せてしまうからです
試聴器を無料で借りてしまうと、効果があまりなくても何となく『恩義』を
感じてしまいます。購入のキャンセルができにくくなって、冷静な評価が困難
になります。挙句、高額(で役に立たない)でも購入してしまいます。『補聴器
無料貸出』と異常に安い補聴器電池販売には、こんな『ワナ』が仕掛けられて
いるように思えてなりません。最初から使えない不良電池を購入した方もいま
した。補聴器調整どころか、電池まで不良とは…。
補聴技研では無料でできる程度の調整ではお渡しできません。短時間で調整
できるはずないからです。そんな粗い調整では、デリケートな難聴に対応でき
ません。苦し紛れに「慣れて」を強要しかねません。ある程度快適に聞こえて
いるか測定しながら調整を済ませて貸してくれれば良いのですが、そんな補聴
器には一度も出逢っていません。
適合状態不明な補聴器は、所長の主張する公平性に欠くため販売しません。
お陰で、売れない補聴器の在庫が結構あります。適合する方をお待ちしている
のですが『人間に補聴器を合わせ』られなくて不燃ごみと化しました(笑)。
そんなこだわりを無視して両耳分50万円もする補聴器を買ってしまった方が
おられます。『聞こえ方の資料』など全くなしの50万円ですよ(*)(怒!)
*補聴技研は補聴器を試聴していただいてから、効果をわかりやすく表示して
納得ずくで購入していただくのが原則…貸出の必要がありません!!
*データを初めて目にする方でも『補聴効果』がすぐ理解・納得できます
(*補聴技研なら59万円で電池購入不要の凄い補聴器を作れます!)
⇒⇒ ある方の調整例とコメント
5 土曜日受付は月1回で県外の方優先、ご利用1回目限定とお願いしています
→県外からわざわざ来所される真剣な方々の負担軽減を公平に提供したいから!
調整作業は3時間が当たり前で、大規模な外科手術並みです。再調整の日まで
「土曜日で」と指定されてはたまりません。うるさいようで申し訳ありませんが
こんな規定が嫌でしたら、地元の専門店で徹底的にみてもらってください。
遠隔調整できる補聴器も取り扱うようになりました。ご購入後の再調整をネット
回線経由で短時間でできるのです。スマホの細かな操作が容易にできる方でしたら
一層確実で高精度な補聴器フィッティング結果を引き出せます。お得です💛💛
6 相談においでの方は、必ずオージオグラムをご準備ください
→補聴器効果予測が迅速にでき、相談料金抑制にも役立ちます ⇒ 料金規定
補聴器ご購入後も定期的な耳鼻科通院で『耳』の健康管理をお願いいたします。
『元の聞こえ』悪化は極力避けましょう。
7 他店で購入された補聴器の調整は受け付けません
→補聴器を購入したお店で徹底的に(無料で)面倒見てもらいましょう。これが一番!
『認定…』がいるはずです。販売店の担当者は真剣に向き合って改善してください。
プロなのですから、改善できないはずありません!!
8 補聴器相談を受け付ける、こんな “取り扱い店” もあります。くれぐれもご注意!
ネットで検索すると、補聴器購入を検討している方には夢のようなお店(?)が
沢山見つかります。“渡りに船”的な『1週間無料貸し出し』『相談無料』等、
ホームページには魅力的な言葉で溢れ、電話料金無料のフリーコールまで…
補聴技研のできないこと(“4”で説明)をすべてやっていて、本当に夢のような
対応に感心します。“認定…”もいるようで、至れり尽くせり(笑)。
そんなに気安く請け負えるものでしょうか? あまりにも安直すぎます。補聴
器は対面販売が原則で、徹底的な調整後に効果が確認されて、その時点で初めて
購入か否かを決定していただくもののはずです。実際はどうでしょう?
その業者には最寄りの地域に設備を構えた店舗がありません。説明の写真もなく
信用できません。“JAの補聴器”にも驚かされましたが、怪しい“補聴器取扱
所”はどんどん増えています…ドラッグストアでも補聴器を扱うほどですから、
補聴器はどこででも入手OK!…購入店の選択は、どうぞ自己責任で。
*再スタートはこちら ⇒⇒ メニュー