補聴器の相談をお考えの方へ 更新;2025/06/14


  人生を変えるほどの補聴器をできるだけ安価に作りたい所長ですが、提供できる補聴器は
 必ずしも安くありません。補聴技研は『両耳で聴く』を原則としているため、最低ランク
 器種(使用目的に十分応えられる)を選んでも10万円では作れません。この説明だけで補
 聴器購入をやめる方が沢山…。どんなに安価な補聴器も『感動の聴こえ』創りに向けて
 努力していますが、『きこえ』の価値観を変えるのは大変困難です。

 *補聴技研では最初に聴力を精密に測定します(※)
  『きこえ』はとてもデリケートです。そのデータは極力精密に把握しなければなりま
 せん。得られた結果に基づいて、長年の経験で得られた『心地よい聞こえ』を設計しま
 す。個人ごとに異なる『耳』に合わせるため、予め調整した試聴器を『耳に付けて』微
 調整を繰り返します。目標は『本当に心地よい聞こえ』です。最良に近い補聴効果を引
 き出せる秘訣がここにあります。装用効果が明示(⇒3)されて理解し易く、「腑に落ち
 ない」結果であれば販売しません(笑)。
(※事前の耳鼻科通院・聴力検査必須)

  有効性はお客様自身の正直な『印象』で容易に確認できます。印象では具体性に欠け
 る部分を『装用閾値』などで明示して補っています。音の高さに応じた細かな調整作業
 には時間がかかり、特に最初の調整では3時間でも足りません。お客様にまで大きな負
 担をおかけしますことを、どうぞご理解ください。

  最近の例では購入の決断が出るまで4時間かかりました。相談者には『腑に落ちない
 結果』に見えましたが、これでも精いっぱいでした。僅か1dB変えただけで聞こえ方が
 激変するのです。厳しい現状を受け入れられず、期待が大きすぎる…期待には到底応え
 られません。これでは販売できません。私の方からお断りしました。
地元業者が調整・
 相談に何年も難渋していたそう。4時間もかけた試聴実験は非常に速かったことになり
 ます。感覚細胞がほとんど死滅した状況なので、人工内耳適用しかないことををお伝え
 しました。('20/09/26)

  執拗な売り込み()は原則として発生しません。精密調整にこだわりすぎて、膨大な
 時間のかかる傾向が高まっています。そこで細かな規定を明文化しています。

  “相談料”はかかりますが、“実際につけたきこえ”の資料が手に入り、お近くの
  補聴器店で購入する場合の強力な資料になります。言うまでもありませんが、ホーム
  ページを見ただけではここまではできません。⇒⇒

  「今まで一体何だったんだろう」のコメントに象徴されるように、補聴技研にわざ
 わざ出かける価値はあると所長は確信します。隅々までご覧いただくだけでもお近くの
 補聴器店で相談する際の『強力な参考書』としてお役に立てられるはずです。

 *試聴体験は“コロナ騒ぎ”が落ち着いてから…本気の方をお待ちしております。




*重要事項:『補聴器づくり』に使われる時間の無駄を極力減らす

 *おいでいただく前に必ず耳鼻科受診をお願いいたします!

  耳垢などが詰まっていたりすると正しい効果を体験できず、再来所いただく
 ことになります。イヤモールド採型もできず時間と交通費の無駄になり、わざ
 わざ訪問した意味がなくなってしまいます。未然に防止するため、相談の前に
 耳鼻科で聴力検査を受ける
ことをお願いしています。

  補聴技研でも聴力測定をしますが、耳鼻科のデータは比較するうえで必要です。
 耳鼻科での聴力検査を忘れずにお願いいたします。このデータから補聴器を設計
 しています。データがないと当日の測定となり、時間が余計にかかります。これ
 では相談者も困ります。「耳鼻科医師の指導のもとで補聴器を作る」原則からも
 外れます。相談前に『聞こえ方』のデータを必ずお知らせください。

  実際に耳垢が原因で聞こえ難かった方がおられました。相談の電話があった
 時、まず耳鼻科受診をお願いしました。少しして「耳鼻科に行ったところ、耳
 垢が詰まっていて取ってもらったら聞こえるようになりました。申し訳ありま
 せんが予約を取り消させてください
」との電話が来ました。これは仕方のない
 キャンセルで、聞こえるようになってよかったと思います。

  こんな事件も…補聴技研のユーザーの方が某眼鏡店(補聴器も販売)で眼鏡の
 点検に行ったとき、所持していた補聴器が偶然壊れました。少し前から聞こえ
 難かったそうです。目ざとく発見した店員が試聴器を紹介、意外とよい聞こえ
 に感心して借りて…買っちゃった。中耳炎で鼓膜の動きが悪化、一時的に聴力
 低下していた状態で買ってしまった。結構高かったのに…⇒⇒に関連情報

  それなりに快適な聞こえだったのは評価できても、治療の可能性を無視して
 補聴器を勧めるとはいかがなものか
…これが『認定技能士』の手口? 店には
 客が次々と相談に来ていたそう。耳鼻科検診なしの補聴器販売は不適切です。
 心配になりました。
でも…購入の決断はご本人、余計な詮索はここまで。

  前置きが長すぎましたが、精密な調整作業には長時間を要して相談者にも大変な
 負担をおかけします。くれぐれも万全な体調でお越しください(データ持参で!)。


**次の受付規定を十分お読みのうえ、慎重にご検討ください**

 1 電話だけでの無料相談対応はしておりません(仮予約は可能…内容は手短かに!)

  →このホームページの関連情報ページを見ていただければ十分間に合います。
  わざわざ来所されなくても納得でき、お金が一切かかりません!

  *『本気』でしたら、予約手続き(送金⇒3)を5日以内にお済ませください。
      ⇒⇒⇒ もう一度 メニューページ か、 『問い合わせ』

 2 仮予約後、正当な理由なくキャンセルされた方には以後の受付を永久停止します

  →地元に補聴器店が沢山あります。そちらでじっくり納得ゆくまで相談を。
    …でも、こんな事例を経験していますよ ⇒『浮遊霊』?

 3 相談受付決定は『体験技術料入金』で確定させていただきます

  →相談日には徹底的な『聞こえ体験』で効果を味わっていただきます。
   (3時間まで\8,000)。ご購入の有無に関係なく調整関連の資料を提供させて
  いただきますので、お支払い金は決して無駄になりません。

    ※実はこの段階で取りやめる相談者が大半…来所者は極限まで絞られます。

    *提供資料の調整データは地元補聴器店訪問時に必ず役立ちますよ!

    ⇒ 来所される方の特徴 …ご相談はご家族で十分検討後に。

 4 貸出補聴器はありません…試聴体験で装用効果が十分見通せてしまうからです

  →試聴器を無料で借りてしまうと、効果があまりなくても何となく『恩義』を
  感じてしまいます。当然、購入のキャンセルができにくくなって冷静な評価も
  できなくなります。挙句、高額(で役に立たない)補聴器購入に結びついてしま
  います。異常に安い補聴器用電池販売にもこんなワナが仕掛けられているよう
  に思えて油断できません。最初から使えない不良電池購入者までいました…

   補聴技研では無料でできる程度の調整ではお渡しできません。短時間で調整
  できるはずがないからです。そんな粗い調整ではデリケートな難聴に対応でき
  ず「慣れて」を強要しかねません。ある程度快適に聞こえているか測定・調整
  を済ませた結果を確認後に貸してくれれば良いのですが、そんな立派な例には
  出逢っていません。所長には『無料対応能力』がありません。

   適合状態不明な補聴器は所長の主張する公平性に欠けるため販売しません。
  お陰で『売れない補聴器』の在庫が結構あります。適合する方をお待ちして
  いますが『人間に補聴器を合わせる』ため、なかなか減りません(笑)。

   実際は両耳分50万円もする補聴器を買ってしまった方がおられ……
   →『聞こえ方の資料』など全くなしで両耳分50万円(*)…(怒!)

   *補聴技研は補聴器を試聴していただいてから、効果をわかりやすく表示して
   納得ずくで購入していただくのが原則で⇒⇒貸出の必要がありません!!

   *データを初めて目にする方でも『補聴効果』がすぐ理解・納得できます
      (*補聴技研なら59万円で電池購入不要の凄い補聴器を作れます!)
                  ⇒⇒ ある方の調整例とコメント

 5 土曜日受付は月1回で県外の方のみ、ご利用1回目限定が原則となっています

  →県外からわざわざ来所される真剣な方々の負担軽減を公平に提供したいから!
   調整作業は3時間が当たり前で、大規模な外科手術並みです。再調整の日まで
  「土曜日で」と指定されてはたまりません。うるさいようで申し訳ありませんが
  こんな規定が嫌でしたら『地元専門店』で徹底的にみてもらってください。

   技術の向上で補聴器の遠隔調整もできるようになっています。一度ご購入後の
  再調整はネット回線経由で可能になってきました。今後はこのサービスも考えて
  アフターケアを充実させるつもりです。

 6 相談においでの方は、必ずオージオグラムをご準備ください

  →補聴器効果予測が迅速にでき、相談料金抑制にも役立ちます ⇒ 料金規定
   補聴器ご購入後も定期的な耳鼻科通院で『耳』の健康管理をお願いいたします。
  『元の聞こえ』悪化は極力避けましょう。

 7 他店で購入された補聴器の調整は受け付けません

  →補聴器を購入されたお店で徹底的に(無料で)面倒見てもらいましょう。
  『認定…』がいるはず。販売店は真剣に向き合い、改善してください。
   プロなのですから改善できないはずありません!!

 8 補聴器相談を受け付ける、こんな『店』もあります。くれぐれもご注意!

   ネットで検索すると、補聴器購入を検討している方には夢のようなお店(?)が
  沢山見つかります。“渡りに船”的な『1週間無料貸し出し』『相談無料』等、
  ホームページには魅力的な言葉で溢れ、電話料金無料のフリーコールまで…

   補聴技研のできないこと(“4”で説明)をすべてやっていて、本当に夢のような
  対応に感心します。“認定…”もいるようで至れり尽くせり。

   何だかあまりに話がうますぎると思いませんか? そんなに気安く請け負えるの
  でしょうか? 補聴器は対面販売が原則で徹底的な調整後に効果が確認されます。
  その時点で初めて購入か否かを決定していただくもののはずですが…

   その業者には最寄りの地域に設備を構えた店舗がありません。説明の写真もなく
  信用できません。“JAの補聴器”にも驚かされましたが、怪しい“補聴器取扱
  所”はどんどん増えています
…ドラッグストアでも補聴器を扱うほどですから、
  補聴器はどこででも入手OK…貴方は大丈夫ですか。どうぞ自己責任で…


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